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「12月22日にTABギタースクールの生徒さんの第二回発表会が開催されました。たくさんの方が出演され、午前11時から夕方の5時までの長時間となりましたが、和気あいあいとした和やかなムードと程良い緊張感のなか、あっという間の一日でした。皆さんのアコースティック・ギターと音楽に対する情熱が伝わってきてとてもうれしかったです。出演された方も鑑賞だけだった方も、皆さん楽しんでいただけたことと思います。とても有意義なイベントとなり、心より感謝いたします。 TABギタースクール第二回生徒発表会のダイジェスト写真は→こちらへ (平成14年12月24日) 「新作CD発売記念と題したライヴ・ツアー、無事終了いたしました。たくさんの方々に見に来ていただいて、心よりお礼申し上げます。今回のツアーは、まったく私ひとりだったため、本当に気楽でした。また、その分、多くの方々と接することができ、非常に充実したツアーだったと思います。 (平成14年12月3日) 「リットーミュージックの企画による“高原のソロ・ギター合宿 in 岩原”無事終了いたしました。参加された皆様、リットーミュージック、そしてモリダイラ楽器の関係者の方々、岡崎倫典さん、南澤大介クン…大変お世話になりました。1泊2日の合宿でしたが、皆さんと非常に楽しく、また有意義な一時を過ごすことができました。参加された皆さんのアコースティック・ギターに対する情熱が伝わってきて、とてもうれしかったです。また、こういう機会があればいいですねえ」 (平成14年11月12日) 「上海から帰ってきて、もう2週間ほどが経ちましたが、上海ガニの味が未だに忘れられません。小ぶりなのですが、その味わいと来たらまさに絶品。食べ方が難しいのですが、Tom Lee北京店から派遣されてきたキースさんが親切に指導してくれました。ミソから足の先まで、彼の食べ方は完璧でした。(中国上海遠征の写真は→こちらへ) (平成14年11月5日) 「10/12の石橋楽器横浜店における“ライヴ&トーク”にご来場の皆様、どうもありがとうございました。ぎっくり腰後の初の遠出で、少し心配だったのですが、無事終了してホッとしています。横浜は風情のある街ですね〜。学生の頃よく行ったところで、とても懐かしかったです。そういえばその頃、山下公園や港の見える丘公園にも行ったなあ(しかも独りで!)。寂しい(涙)。…さて、明日から中国遠征です。どうなるのか、期待と不安が入り交ざった心境です。中国語も“ニーハオ”と“シィエシィエ”しか知らないし。馬場さんネタも通用しないだろうし。でも、頑張るあるよ!」 (平成14年10月14日) 「いやー、参りました。実は私、9月の中頃、ぎっくり腰をやってしまったんです。トホホ。AKIが全国ツアーに行くというんで、“じゃあCD売ってきて”と在庫棚からCD100枚入りの段ボール箱を下ろそうとしたんですよ。でも、その箱の上に南澤クンのアニメ&特撮本が50冊載っていて、順に下ろせばいいものを無精して一気に下ろしたもんだから、“ギクッ!”。ホントに痛くて、寝返りも打てないし、ギター抱えているのも辛いし、それはそれはエライことでした。レントゲンを撮りましたが、骨には異常がなく、湿布のお陰で今ではだいぶ良くなったのでホッとしていますが、一時はどうなることかと思いました(マジで)。これから先、中国遠征やら、ツアーも色々入っているので、腰は大事にせな」 (平成14年10月2日) 「下のコラムで、私の生年月日(S33/9/4)のゴロが“さんざん苦しんで死ぬ”になると嘆いたら、ある女性ファンの方が“耳が(33)心地(9)よい(4)”という新解釈をメールしてくれました。これは素晴らしい! いやー、うれしいなあ。何か救われた気持ちです。Nちゃん、ホントにありがとう!!!」 (平成14年9月10日) 「私、本日誕生日を迎え、またひとつ歳を取ってしまいました。花束やらケーキやらが届かなくなって久しいですなあ。それにしても、私は凄い悲惨な日に生まれたもんですね。9月4日…ゴロ的に見れば“苦しんで死ぬ”になるではないですか! 病室にもパチンコ屋の台にも9と4の付く番号はないですからね。しかも昭和33年生まれですから“さんざん苦しんで死ぬ”となってしまう(33/9/4)。オーマイガッ! 開き直って生きていくしかないですな」 (平成14年9月4日−その2) 「8/30の“バック・イン・タウン”へのライヴにたくさんのご来場ありがとうございました。8/24に“代官山フーチークーチー”でライヴをやったばかりにもかかわらず、たくさんの方が来てくださって、心からお礼申し上げます。私自身も大変楽しませていただきました(ライヴの写真は→こちら)。ゲストの南澤大介クンとの“思い出の鱒釣り”ギター・デュオもいい感じだったと思います。それに、私のギター伴奏に乗せて彼が歌った“ジョージア・オン・マイ・マインド”も好評でした。歌が上手い人はホント羨ましいなあ(演歌ではきっと私も負けないと思うのだが…)。そういえば、人のバッキングするのって、去年の8/31以来、ちょうど1年ぶりだったなあ。その時は“アコギでGO!”でサムエルの伊藤大介クンとの共演でした。オッ、どっちも大介クンだ!これは何かの因縁かも。いや、単なる偶然か?」 (平成14年9月4日−その1) 「8/24と8/25の大楽器祭2002、お陰様で無事終わりました。特に8/24は、メインの“ドブロ・ギター・クリニック”に始まり、“モーリス・フィンガーピッキング・デイ in 大楽器祭”でのピンチヒッター、“アミスター・ギター”のミニ・デモ演奏…と出演が目白押しでした。中には、16:30までの演奏と16:30からの演奏があり、一時はどうなるかと思いましたが、和泉元彌ばりに時空を越えて移動して何とか切り抜けました。お手伝いいただいたスタッフの皆様、ありがとうございました。終了後は、夜のライヴで代官山フーチークーチーに直行、先月1日3試合やった武藤敬司も顔負けの1日4試合となりました。これからは“フィンガーピッキング界の和泉元彌”もしくは“フィンガーピッキング界の武藤敬司”と呼んでもらいましょうかね?」 (平成14年8月26日) 「リットーミュージックから先月出版してもらったCD付き教則本『なんちゃってアコースティック・ブルース』の再版が、お陰様で決まりました。先月発売になったばかりなのに、凄いスピードです。それもこれもお買い上げ下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。ワールドカップも見ないで書いた甲斐がありました。『なんちゃって…』というタイトルも良かったのかなあ。このシリーズを企画した編集担当のN氏の発想には脱帽ですな。我がTABレーベルも、ちょっとは見習わなければいけないかも知れませんね。考えてみればTABの商品って、『ギター・オブ・ブラインド・レモン・ジェファーソン』とか『ギター・オブ・ブラインド・ウィリー・マクテル』とか、タイトルもそのまんまやがな。『ていうか、ブラインド・レモン』とか『ブラインド・ウィリー・マクテル、みたいな』なんてタイトルにすれば、もっと売れたんかなあ。商売って難しいですわ、ほんま」 (平成14年8月14日) 「打田十紀夫ホームページ、立ち上げました。まだまだ不完全ですが、徐々に充実した“明るく、楽しく、激しい”内容にしていきたいと思っています。今までのTABギタースクールのページ共々、お引き立てのほどよろしくお願いします」 (平成14年7月27日) 「先日、エリック・シェーンバーグさんのライヴを見ました。若い方には“シェーンバーグ・ギター”のプロデューサーとしての方が馴染み深いかも知れませんが、なんてったって、デイブ・レイブマンと並ぶクラシック・ラグのパイオニアですよ。とにかく最初から最後まで『ありがたや、ありがたや』といった気持ちで演奏を楽しませていただきました。動くシェーンバーグさんが、ギターを弾くシェーンバーグさんがそこにいる! それだけでも感動ものです。ライヴ前に『ギター始めた頃から、あなたのDill Pickle Ragにトライしているんですが、いまだに弾けません』と言ったからか、ライヴで演奏してくれました。Mississippi Bluesを弾いたのにも驚きましたが、極めつけは、アンコールでなんとGraceful Ghostをやったのです! コンテンポラリー・ラグタイムの名曲です。あとで訊いたら、Dave Laibmanのアレンジだと言っていました。『ただ、Daveの指は凄く長くて、そのままでは弾けないので、アレンジを少し変えている』とのことでした。どおりでレイブマンのアレンジとポジションが違うと思いました。もっと色々話したかったのですが、シェーンバーグさんに会えただけで舞い上がってしまい、ミーハーになってしまいました。証拠写真はこちらです」 (平成14年7月18日) 「うーん、今頃気付いたのですが、この3つ下のコラムで『“Tokio Acoustic Blues”完全コピー楽譜集』より引用した次の文章。<<<“十紀夫”も“十起夫”と書かれることが多いのです。これだと10回起き上がる、すなわち9回は転けるということになりますね。>>> うーん、どう考えてもこりゃおかしいですね。10回起き上がるのなら、10回転ばなきゃなりません。訂正します。でも、“七転び八起き”って言うけど、あれも同じようにおかしいですよねー」 (平成14年6月29日) 「TABギタースクールは、昨年創立10周年を迎え、今年の7月で11年になります。振り返ってみると、ホント山あり谷ありで大変なことばかりでした。今でもそうですが、いつもトラブル、パニックの連続です。無理なスケジュールを立ててしまったり、自分自身の思い入れからマニアックすぎる商品を作ってしまったり…。ピンチの連続で、インディジョーンズか、ジャック・ブリスコかってところです。そんなとき皆さんからの励ましや温かいお言葉は本当にありがたいなあと身に沁みます。これからもホントどうぞよろしくお願いします。TABを最近知った方のために、“TABギタースクールの歴史”をアップしました。昨年作った“TABギタースクール10周年記念ウチワ”の裏面に記載した内容を基に少し手を加えたものですが、お暇なときにでもご覧ください。でもこの他にもいろんなことがありましたよ。とても載せられないようなことも…」 (平成14年5月2日) 「今はホントいい時代だと思います。私がギターを始めた頃(1977〜78年頃)は、教則本などもそんなには出ていませんでしたし、ましてビデオなんかありませんでした。あこがれのギタリストが動いているのを見ることができるなんて、当時からすれば夢のような話ですよ。レコード(当然LPの時代です)を探すにしても、今のように情報がないので、レコード屋さんなどをかなり無駄にまわったりもしました。仕方ないので、海外のレコード会社から直接買ったりもしていましたが、当時は今ほど円が高くなかったし、送料の他に関税やらなんだかんだ余分な経費も結構かかりました。バイト料のほとんどをそれらに注ぎ込んで、食生活は悲惨だったなあ(まあ、これは今でも似たようなもんですが)。“こんなところがあればなあ、こんな教本があればなあ、こんなギタリストが見たいなあ…”という想いが、TABギタースクールの設立や今日の私の活動につながったんです」 (平成14年5月1日) 「このCD(&楽譜集)のおかげで、TABギタースクールの“TAB”が“十紀夫・アコースティック・ブルース(Tokio Acoustic Blues)”の頭文字から採ったネーミングだということが知ってもらえたかなと思っていたら、この前ある雑誌で『“TAB”とは“東京・アコースティック・ブルース”から採った名前らしい』と紹介されていました。ガクッ。そもそも私は名前をよく間違えられます。“打田”を“内田”というのはしょっちゅうですが、“十紀夫”も“十起夫”と書かれることが多いのです。これだと10回起き上がる、すなわち9回は転けるということになりますね。もっと衝撃的な間違いは、“打田十紀夫”を“うちだプラスのりお”と読まれたとき! 吉本入りでもしますか」 (『“Tokio Acoustic Blues”完全コピー楽譜集』より) 「TABギタースクールの“TAB”って何のことだと思います。きっと、ギターのタブ譜(TAB譜)から取ったとお思いでしょう。実は“十紀夫・アコースティック・ブルース(Tokio Acoustic Blues)”の頭文字を取って“TAB”としたんです。もちろんタブ譜の“TAB”にもひっかけてあるのですが…。ですから“ティー・エー・ビー”ギタースクールと読んでもらうのが正解です。でもいろんな人から、『本当は“永久に憧れの馬場さん(Towani Akogareno Babasan)”だろ』って言われていますけど…」 (『“思い出の鱒釣り”完全コピー楽譜集』より) |