「いよいよ今年も大詰めですね。皆さん風邪などひかれていませんか? 前のこの語録で忙しいということを書きましたが、年を重ねれば時間が経つのが早く感じられる分、忙しさの感じ方も違ってくるんでしょうね。そういえば慌ただしい毎日を送っているせいか、LPを鬼のように買いあさっていた昔と比べて、オーディオの前に座ってレコードをじっくりと聴く機会なんかも減りましたね。今はもっぱら寝る前(私の場合は朝方ですが)にCDを掛け、それを聴きながら寝るというのが一番の楽しみとなっています。
で、このところ私の愛聴盤は、デビッド・トーマス・ロバーツの『American Landscapes』というCDです。トーマス・ロバーツ氏はモダン・ラグタイム・ピアノの第一人者で、先だって盟友ギタリストの浜田隆史クンが日本ツアーのために招聘したピアニストです。私もそのコンサートに行って、このアルバムをゲットしました(私が伺ったのは初日10/27の銀座でのライヴ)。ピアノの音色は元々好きな私ですが、ロバーツ氏の音楽は聴けば聴くほどいい感じですね。浜田クンがぞっこんになるのも分かる気がします。中でも浜田クンもカバーしている“Roberto Clemente”という曲のメロディは、メロディがはっきりしているのに飽きの来ない、また実に洗練されていて、それでいて素朴でもある本当に素晴らしいものです。Roberto Clemente(ロベルト・クレメンテ)は、1972年に飛行機事故で亡くなった伝説の大リーガーで、先日ピッツバーグ・パイレーツ入りを表明した元巨人軍の桑田真澄投手が、尊敬する選手として挙げていましたね。 ところで、浜田クン主催のデヴィッド・トーマス・ロバーツ氏のコンサートですが、じっくりと素晴らしいピアノ・サウンドを楽しめる素敵なコンサートでした。そして、遅ればせながら、その素敵なツアーを企画してくれた浜田クンにも感謝と拍手を送りたいと思います。彼は個人という立場ながら、トーマス・ロバーツ氏を海外アーティスト用のエンターテイメント・ビザを取得し、正規の招聘として入国させツアーを行いました。実現に向けて彼から何度か相談を受けアドバイスなどさせていただきましたが、私も海外のアーティストを招聘してツアーを企画したりしていますから、その大変さはよーく分かっています。トーマス・ロバーツさんも凄く感謝しているとのことでした。そういった苦労を惜しまず真面目に取り組んだ活動は必ずや先につながると思います。本当にお疲れさまでした」
「このところやたら忙しくてこの語録ページも1ヶ月ほど更新していませんでした。気がついたらもう12月も半ばじゃないですか! げっ、もうすぐ今年が終わってしまいそうですね。いやーそれにしても忙しいです。やらなきゃならないことを抱えすぎて、なかなかこなしきれません。1日が24時間というのは短すぎるなあ。1日30時間くらいになってくれるとちょうどいいんですがねえ。でも、“限界を超えて、そこから始まるんだ!”というジャイアント馬場さんの教えを守って頑張ってはいますが。。。このページも、あまり放っておくと失踪したと思われてしまいそうなので、なんか書きます(まだ失踪はしてませんのでご安心を)。
今しがた(水曜の夜遅く)のことですが、何か食べながら仕事しようと、事務所の前のセイフーストアに買い出しに行きました。お弁当でも買おうと色々見ていると、“半額シール”が張られたお惣菜がいくつかありました。売れ残った惣菜なんでしょうね。私こういうのに弱いんです。完全無欠の胃腸を誇る私は、多少古くなった食べ物も(いや、かなり古いものでも)大丈夫なんです。鰻の蒲焼き、ぶりの照り焼き、ポテトサラダ、おにぎり(梅干し)2個…すべて半額シール付きのものを買って帰りました(なんとこれだけ買って667円!)。で、先ほど食べ終わってふと気付いたのですが、そういえば“鰻と梅干し”って食べ合わせがよくないって言いますよね。うーん、自然と美味しくいただきましたが、本当に良くないんですかね。たぶん私の場合どんな食べ合わせも問題ないはずですが、食べ合わせで体調崩された方っていらっしゃいますか??」
「札幌での島村楽器(11/11-ステラプレイス店、11/12-平岡イオン店)での2日間の“ライヴ&トーク”にご来場の皆さま、どうもありがとうございました。関係者の皆さま、大変お世話になりました。北海道は今年の7月に広範囲にツアーしたのですが、今回1泊2日の短い遠征とはいえ、また北海道に戻れてうれしかったです。楽しいひとときを過ごすことができました。
実は2日目の11/12にちょっとしたトラブルがありました。その日は、地下鉄東西線の大谷地駅まで行って、そこで島村楽器の店長さんが車で迎えてくれることになっていました。東西線に乗るには、ホテルからは少し離れているのですが、大通駅で乗るのが便利と聞いていましたし、ホテルの受付の女性も『大通駅までは歩いても5分ほど』と言うので、歩いていくことにしました。もちろん、ギター4本と機材を持ったいつものスタイル(→参照)で。
その受付のきれいな女性は『ホテルの横の道を左の方へひたすら真っ直ぐ行ってください』と教えてくれたので、私はひたすら左の方向に向かって歩き続けました。ところが、歩けど歩けど駅らしいものは出てきません。おまけに雨がパラパラと…。5分と聞いていたのに、もう15分も歩いています。誰かに尋ねようにも誰も歩いていません。さすがの私もだんだん不安になってきました。ようやくサラリーマン風の男性を見つけ『あのう、大通駅は…?』と尋ねると、なんと全然方向が違うとのこと! なに〜! もっと早く不安になるべきでした…。忍耐力があるのも考えものです。
仕方なくさっき来た道を戻りかけましたが、このままでは待ち合わせた時間に間に合わないと判断して、結局タクシーを拾って大谷地駅まで向かいました。ああ、歩き損!そして散財! ホテルがちょうど交差点の角にあったので、このような勘違いが起きたのかも知れませんが、ホテルは地元の人でない人も泊まっているわけですから、もう少し親切に説明して欲しかったです(きれいな女性だったので許しますが…)。
その日は初雪が降ったほどで、とにかく寒い日だったのですが、大荷物を持って歩き回った私は寒さをまったく感じませんでした。しかし、長時間ギター4本と機材を持って歩き続けたことで、左手の握力を使い切ってしまったようです。会場に着いてからのサウンド・チェックで、Cコードを押さえようにも“プルプル、カクカク”して左手に力が入らなかった時はちょっと焦りました…。本番では事なきを得ましたが、今後は気をつけないといけませんね」
「先日“韓国の猛虎”キム・イルこと大木金太郎さんが亡くなりました。“原爆頭突き”を得意とし、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、吉村道明らと、力道山亡き後の日本プロレス界を支えた名プロレスラーのひとりでした。現役時代の頭突きの後遺症による脳血管疾患や糖尿病、内臓疾患で、ここ10年以上は療養生活を送っていたそうですが、体を張って人生を歩んできた尊敬すべき人でした。享年77歳。私もライヴのMCでよくネタとして大木さんのことを使わせてもらっていたので、ここをご覧になっている方でしたらプロレス・ファンでなくても“大木金太郎”の名前は知っているかもしれませんね。
現役時代の大木さんは、決して器用な選手ではありませんでしたが、そのファイティング・スピリットは素晴らしく、いつもエキサイティングな試合を見せてくれました。ボボ・ブラジルとの頭突き合戦はホント凄い迫力でしたよ! 馬場さんとの1975年のシングルマッチも、私がこれまで見た試合の中でもっとも興奮したもののひとつでした。数日前の試合で額を数針縫っていた馬場さんのその傷口をねらって、試合開始直後から大木が頭突きの連打! 血だるまの馬場さんが一発逆転のジャンピング・ネック・ブリーカー・ドロップを繰り出して大木をフォール! いやー、今思い出してもスリリングな試合でした〜。
ジャイアント馬場さん全盛期の昭和40〜50年代のプロレスを愛する私にとって、大木さんの死去はまたひとつの時代が終わったという寂しさがあります。ご冥福をお祈りします」
「TABギタースクール15周年記念Vol1.3として開催いたしましたボブ・ブロズマン来日ツアーへご来場の皆さま、本当にありがとうございました。ツアーの1週間くらい前に配信したTABメール・ニュースで、『ボブのライヴは絶対凄いです!私が保証します!』と書いたのですが、ご覧になった方は、その言葉に嘘偽りなかったことを実感していただけたと思います。今回のツアーは、10/6〜10/15まで1日もオフのない長丁場でしたが、彼は常にエンジン全開のパフォーマンスを披露してくれました。前回(2000年)ウッディ・マンとのコンビで招聘したときより、数段パワーアップしていました!
いつものことですが、ツアーの後は、通販業務やギター教室など、色んな仕事が重なってどうしても慌ただしくなってしまいます。そのため、ツアーの写真をアップしようと思いながら、なかなか着手できずにいましたが、ようやくめどが立ちましたので、2、3日中にはアップできると思います。どうぞお楽しみに。
さて、海外のアーティストを招聘してのツアーですが、次回はTAB15周年記念Vol.4として来年1月下旬にピエール・ベンスーザンを招いて開催いたします。ピエールは、TABライヴで来日した2001年11月以来、5年ぶりの久々の来日です。前売りチケットの情報などは近日アップします。どうぞよろしく!」
※追記…『ボブ・ブロズマン&打田十紀夫ツアー』の写真をアップしました(→こちらへ)。(平成18年10月25日)
「少し前になりますが、秋田の島村楽器フォーラス店(9/23)とイオン店(9/24)でのライヴ&トークへご来場の皆さま、ありがとうございました。また、島村楽器の関係者の皆さま、大変お世話になりました。もちろん久々の秋田ですので、きりたんぽやいぶりがっこなどの郷土料理も堪能しましたよ(1泊2日は短かったなあ〜)。ギター講師をされている新岡さんには、車での送り迎えをしていただき、大変助かりました。妥協を許さないピックアップの研究開発、頭が下がります。次回はきりたんぽ、一緒に行きましょう!
さてこの10/1から10/5まで、吉野家牛丼がまた“復活牛丼祭”をやってます。今日までにもうすでに何杯食べただろうか。。。つまり食べ溜めしているのです。もうすぐボブ・ブロズマンとのツアーが始まるので、とにかくパワーを蓄積しておかないといけませんからね。
ボブとのツアーは、10/6のつくば‘弦’を皮切りに、10/15の‘バック・イン・タウン’まで長丁場です。ライヴハウスでの予定が入っていない日も、楽器フェスティバルやタワー・レコードでのデモ演奏のスケジュールが入っていて、1日もオフがありません。おまけにボブは、リゾネーター3本、ワイゼンボーン、インディアン22弦ギター、チャランゴ、カホーン…こんなに楽器を持ってくると言うし。自分のギターも含めたらえらいことになりそうです。こりゃもっとスタミナ付けておかないと!よし、もう一回吉野家に行ってこよっと。
では皆さん、各ライヴ会場でお会いしましょう!お待ちしていますよ」
「9/18に開催されました島村楽器津田沼店での“ライヴ&トーク”にご来場の皆さま、どうもありがとうございました。ギター好きの皆さんにたくさん集まっていただいて、私も楽しくやれました。立ち見になってしまった方々、お疲れにならなかったでしょうか。差し入れをくださったTさん、とてもおいしかったです。甘いものも私は大好きで、あの後ぺろりといただきましたよ。
さて、この日は吉野家牛丼復活祭の日。この前の語録でも書いたとおり、JR津田沼駅の周辺に吉野家がないことから、どうやって食べるかが問題になっていたわけですが、何とか出かける前に食べることができました。ご心配かけて申し訳ございませんでした(って誰も心配してないか)。
朝の11時から牛丼販売ということで、TABのある幡ヶ谷の隣駅の初台の吉野家へ10時50分くらいに行きましたが、この時すでに復活牛丼のために並んでいる人で長蛇の列ができていました。100人ほどいましたかねえ。11時40分くらいにはTABに戻って、ギター4本や機材を持って津田沼に出かけないといけなかったのでちょっとハラハラしましたが、さすが待ちに待った牛丼とあって皆さん食べるのが早く、比較的早く自分の番になりました。私も大盛をあっという間にかき込み、もう1杯食べようかなと思いましたが、空いた丼を精算の時まで下げてくれないので、ちょっと恥ずかしくてやめました。若い頃は2杯というのをよくやったなあ。。。
で、この日来店した人に配られたのが“牛丼復活祭手ぬぐい”(手ぬぐいゲットでご満悦の写真→こちら)。私がもらったのは白色でしたが、実はオレンジ色バージョンもあったのです。『しまったあ!2杯食べれば2色もらえたのになあ』と少し後悔しています。津田沼ライヴが終わってギターや機材を幡ヶ谷まで運んだあと、今度はオレンジ色をゲットすべく大急ぎで新宿の吉野家を2軒回りましたが、時すでに遅し。どちらの店舗も、もうすでに牛丼売り切れとなっていました。がっくりと肩を落としてトボトボと家路についた私でした。でもまあ、1杯は食べたのでよしとしましょう」
※追記…諫早のHさんが早速オレンジ手ぬぐいを送ってくださって、無事2色揃いました。台風で大変な時期に、どうもありがとうございました!(平成18年9月20日)
「米国産牛肉の輸入再開を受け、吉野家は休止中の牛丼販売を、まずは『牛丼復活祭』として9/18に1日限りで復活させることを発表しました。私にとって、これは何ともうれしいニュースです。ところが、この日食べられるかどうかがちょっと微妙なのです。というのは、この日は津田沼の島村楽器でのスタジオ内ライヴがある日だからです。牛丼の販売は午前11時からですが、だいたいその時間に事務所を出なければなりません。現在、事務所のある幡ヶ谷駅周辺には吉野家はないので、出かける前に食べるのはちょっと厳しい状況です。さらに吉野家のサイトで調べたら、どうも島村楽器のあるJR津田沼駅の周辺にも吉野家の店舗がないとのこと。牛丼販売は“売り切れまで”となっているので、ライヴ終了後まだ販売しているかどうかも分かりませんし、仮にトライするにしてもギター4本持って、どこか近くの駅の吉野家に行くのも現実的ではない気がします。どうしましょう。。。その日は“牛丼復活祭オリジナルてぬぐい”がもらえるらしいので、なおさら行きたいのですが…。うーん困った」
「久留米と佐世保の島村楽器のスタジオでの“ライヴ&トーク”ショーへのたくさんのご来場、ありがとうございました。5月の九州ツアーから3ヶ月しか経っていないのに、また九州に戻ってくることができてとてもうれしかったです。今回も皆さんのおかげで楽しい時間を過ごすことができました。ただ、せっかく九州に行ったのに、今回は一泊二日で東京に戻らなければならず、あまりゆっくりできなかったのがちょっと残念でした。
実はこの遠征は、ちょっとした爆弾を抱えての遠征でした。というのは、九州へ発つ数日前からお腹をこわしていて、体調が悪かったからです。6月の痛風発症以来やや控え目にしていた暴飲暴食を、久しぶりにやってしまったのが原因でした。九州では会う人会う人に『ちょっと痩せたのでは?』と言われたのですが、それもここ数日の重度の下痢のせいなのです。ライヴ中にトイレに行くことだけは避けなければと“ストッパ”を飲んでの出演でしたが、なんとか事なきを得てホッとしています(あの薬、やっぱり効きますね)。
考えてみれば、今回はゆっくりできなかったことでかえって良かったのかも知れませんね。九州は美味しいものの宝庫ですから、時間があればきっとまた暴飲暴食して体調をさらに悪化させたに違いありません。自分ではまだまだ若いつもりでいますが、そろそろ身体のことも考えながら行動せんといかんですね。来月には48才を迎えることだし」
「暑い日々が続いていますが、皆さま夏バテなどされていませんか? さて、先日サーバー上でのデータのトラブルを嘆いていたら、今度はパソコン本体で事件が起きてしまいました。TABの事務所にあるウィンドウズ・マシーンが、とあるソフトのインストール・エラーが原因でどうやっても立ち上がらなくなってしまったのです。経理のデータをはじめ、在庫管理、顧客管理など事務的なデータがすべて入っていたパソコンですので、これが使えないと仕事になりません。私はマッキントッシュ派で、マックでのトラブルは何度か自分で解決したことがありますが、ウィンドウズはさっぱり分からないので、レスキュー隊(高3の息子)に出動してもらい、ハードディスクからデータだけは何とか拾い上げてもらいました。いやはや、悪いことは続くものですねえ。
ところで先日、さくまひできさんがパーソナリティを務める「クマクマパラダイス」(鴻巣フラワーラジオ)にゲスト出演しました。さくまさんは、フォーライフよりCDを出し、精力的に活動しているシンガー・ソングライター。公開生放送のスタジオ前には、暑い中、彼の若い女性ファンが何人も駆けつけてくれていて、うらやましい限りでした。その日は、キング・レコードからアルバムをリリースしていた、30年近くの友人、月居和則クンも一緒にゲスト出演していたのですが、封印した過去の話や貧乏時代の自慢話などで楽しいひとときを過ごしました。まああまり自慢にはならないことかも知れませんが、私は20代前半に伝説的な貧乏時代を経験しているんです。こんな私にも、音楽への夢と悲惨な現実の狭間で青春していた若き日があったのです(まあ、今も貧乏には違いありませんが…)。ラジオでは衝撃(笑撃?)の秘話の一部をお話ししましたが、聴かなかった方のためにそのうちライヴでもそのネタを話してみましょうかねえ」
「いやー、こんなことってあるんですか! 昨日(もう一昨日か)TABホームページのネットショップの在庫数をサーバー上で調整していたら、いきなり全在庫の登録が無くなってしまいました。在庫の数のみならず、商品名も商品説明もすべてですよ! ファイルごと一瞬で消えてしまったんです。作業を急いでいたから、何か間違った操作をしてしまったんでしょうか。いやー、そんなことはないはず。いつもどおりの操作しかしてませんよ。
元のデータは、サーバー上のどこにも見あたりません。隅から隅まで探しましたが。。。そして、悪いことにそのデータのバックアップも取ってありませんでした。これは何を意味するかというと、“全商品を手動で入力し直さなければならない”ということです。扱っている商品は、600タイトルほど。うわー、気が遠くなる作業〜。目の前が真っ暗になり、クラクラとめまいがしました、ホントに。
今TABネットショップでは、ワケあり特価品セールをやっているので、そんなに長い期間、閉店しておくわけにもいかないので、とにかく無心になって黙々と商品の再登録や説明書きを行い、ようやく先ほど国内発売商品のみ作業が完了しました。もうヘトヘト…。本来ならやる必要のない仕事ですからねえ。。。うーん、やってられないよお〜。この持って行き場のない気持ちを今ここで書いています。どうか『かわいそうなトッキー』と思ってやってください。お願いします。
でもこんなことってホントにあるんですか! 皆さん“備えあれば憂いなし”ですよ。つくづくバックアップの必要性を知りました。ちなみに国内発売商品や特価品はもうTABネットショップでお申し込みできますので、どうかよろしくお願いしますううううう!」
「TAB15周年記念ライヴ“TAB祭り”へのたくさんのご来場、ありがとうございました。海外からミュージシャンを招いてのツアーと違って、気心知れた音楽仲間でのお祭りライヴですので、出演者もお客様もリラックスして楽しんでいただけたと思います。ライヴの写真をアップしましたので、ご覧になってください(→こちらへ)。ライヴにご来場できなかった皆さまにも、雰囲気だけでも味わっていただければと思います。今後ともTABの活動をご支援くださいますよう、どうぞよろしくお願いします」
<北海道・東北ツアー2006 思い出話:その6ー最終回>
「今回の北海道・東北ツアーの最終日(7/18)は、“杜の都”仙台。ライヴ会場は、3回目の出演となる“Satindoll2000”です。仙台には、その前にも楽器店のイベントで何度か訪れていますが、いつ来ても街の大きさに驚かされます。そう、いわゆる大都会なのですが、それでいて、人が溢れてごみごみしてる東京とは違って、自然が身近に感じられ、暮らしやすそうな印象もあります。Satindoll2000は勝手知ったる会場ですので、今回もリラックスして楽しくライヴをやらせていただきました。ご来場の皆さま、どうもありがとうございました! マスター、今回も大変お世話になりました。
この日は、滅多に起こらないハプニングが2つも起きました。ひとつは、12弦ギターを弾いているときにTABサムピックのゴムのベルト部が切れてしまいました。かなりハードに使ってきているものの、演奏中切れたなんて初めてです。もうひとつは、チューニングを変えているときに3弦が切れました。弦を切るなんてよくあることではありますが、ステージの上で弦を切ったのは近年では記憶にありません。ご来場の皆さんは貴重な瞬間をご覧になったわけです。TABピックもジョンピアス弦もハイクオリティですが、『なんでも起こりうる』という私の持論どおり、こういうこともあるのです。あっそれから、今回のツアーで釧路のヒッコリーウィンドに来てくださった方(美しい女性! 奥様ですが…)が、この日またご来場くださいました。ご実家が仙台とはいえ、とてもうれしかったです。お花までいただいて本当にありがとう!
長いと思ったツアーも、終わってしまうとあっという間です。ギター4本担いで強行スケジュールで移動していても、全然疲れもありませんでした。色んな土地でライヴができて、色んな方とお会いできることが最高の喜びだからでしょう。これからも色んな土地を訪れると思いますが、皆さんとお会いできることを楽しみにしていますよ」
<北海道・東北ツアー2006 思い出話:その5>
「7/17は、いよいよ釧路から八戸へ移動してのライヴという強行スケジュールの日です。釧路から八戸へは、電車ではとてつもなく時間がかかるので、やはり飛行機での移動となります。いったん羽田まで飛んでそこで乗り換えるのが最速らしいのですが、東京まで戻ってしまうとツアーの緊張の糸がぷつりと切れてしまいそうなので、札幌の新千歳空港での乗り換えて三沢空港へ飛ぶ便を取ってありました。なにせギター4本を含む大荷物を持っての移動ですから、何かあってはいけないと気合いを入れていましたが、乗り継ぎに時間はかかったものの特に問題もなく無事八戸に到着し、会場の“パワーステーションA7”でのサウンドチェックにも楽勝で間に合いました。やれやれ。
A7は昨年もライヴをやらせてもらったライヴハウスで、ステージ・控え室共に広々とした快適な会場です。オープニングを努めてくださったBBのお二人、渋くてお洒落な演奏でした。BBの名前の由来を『ブルース・ボーイズですか?』と訊いたら『豚バラです』と来たので、『でも本当は、ボボ・ブラジルでしょ?』とつっこんでおきましたが、真実は分かりません。ご来場の皆さん、本当にありがとうございました! ライヴ終了後は、青森でのイベント出演から戻った地元の英雄(?)“がくや姫”の3人も交えて打ち上げを楽しみました。ツアーもここまで来ると、“痛風やったからアルコールを控えよう”という当初の決意など忘却の彼方へ行ってしまっていました(続く)」
<北海道・東北ツアー2006 思い出話:その4>
「7/16は、阿寒郡鶴居村にある“ヒッコリーウィンド”でのライヴです。自然に囲まれた素晴らしいロケーションの知る人ぞ知る素敵なロッジで、かのジェフ・マルダーもそこで演奏しているのです。前日に函館まで来ているので、昨年のようにそのまま本州に入れば楽なのですが、この日は一気に釧路まで飛行機で戻ることになります。移動がハードになりますが、色んな方からヒッコリーウィンドの評判を聞くにつけ、なんとしてもライヴをやらせてもらいたくて、オーナーの安藤さんに無理を言ってスケジュールを入れてもらいました。
釧路空港からJR釧路駅までバスで行き、鶴居村まではそこからまたバスで1時間ほどかかります。本当に原野の中にヒッコリーウィンドはありました。普段東京では、TABの事務所の横には首都高速が走り、近所にはコンビニが数店あり、牛丼の松屋、立ち食いの箱根そば、ドトール・コーヒーなどファーストフードにも事欠かないという環境に慣れ親しんでいる私にとって、そこはまさに別世界でした。バーボンがズラリ並んだロッジの1室でのライヴは、溢れんばかりの人が集まってくれました。最前列の“ギター者”の皆さん以外は私の音楽を初めて聴く人達で、そういう方々にも私の演奏とトークを楽しんでいただけたことがうれしかったです。皆さん、盛り上げてくださって、本当にありがとうございました。アンコールは安藤さんの提案で、なんと外のテラスに出て、夜空の下で全くの生音で演奏しました。ムードも最高潮! この時のいい感じの写真を確か撮ってくれた方がいらしたのですが…。
安藤さん夫妻には今回本当にお世話になりました。ご自身もギターを弾かれる安藤さんが初めて買った教則本が、実は私が十数年ほど前に出した“プレイ・オープン・チューニング・ギター”(中央アート出版社)だったとのこと。自分の残してきた作品がこういった形でつながっていくことは、とてもうれしいことです。感謝の気持ちを込めて、その本にサインを入れさせていただきました(続く)」
<北海道・東北ツアー2006 思い出話:その3>
「7/14は再び札幌に戻って、初めてお世話になる“ファニー”でのライヴです。ファニーのあるススキノは、ちょうど花火大会とのことで、街には浴衣姿の女性がたくさん繰り出していました。『彼女らがライヴに来てくれるといいなあ』と、はかない妄想を抱きながら歩いていると、反対にフラフラと後を付いていきそうになる私がいました(トホホ)。ファニーは小さいライヴハウスですが、洒落た雰囲気のアットホームなお店で、私も心地よくステージを務めることができました。ご来場の皆さま、どうもありがとうございました。北海道アコギ好き集団はぐねっとの皆さんとも再会できてうれしかったです。打ち上げで行ったジンギスカン小屋五衛門、最高でした。あまりの美味しさに、痛風発症以降、プリン体が多いことで控えていた“ビール”を久しぶりに口にしてしまいました。いやー、久しぶりのこの爽快な喉越し! ファニー店長の恩本さんのガンマーGTPの値を聞いて、『上には上がいるもんだ、私はまだまだ大丈夫』と安心してちょっと飲み過ぎました(お互い肝臓をいたわりましょうね)。
翌日(7/15)は函館へ移動して、Bフェイス・ミュージックさん主催の北斗市でのコンサートです。Bフェイスは、函館で唯一のアコースティック・ギター専門店で、店内には厳選されたギターがズラリと並べられています。昨年の函館ライヴにご来場くださった店長の森内さんが、今回の開催を引き受けてくださいました。ライヴ会場は北斗市総合文化センターかなでーる内の音楽活動室。とてもきれいな会場で、厳かなムードの中でステージを進めました。北斗市は今年の2月に合併して出来たばかりで、フィンガースタイル・ギタリストでライヴをしたのは、規模はともかくとしてたぶん私が最初ではないかと思います。ウーン、歴史に名を残したぞ(偉そうに言うほどのものではありませんね…)。ご来場の皆さま、どうもありがとうございました。Bフェイスさん、大変お世話になりました(続く)」
<北海道・東北ツアー2006 思い出話:その2>
「富良野の翌日(7/10)は、札幌に移動して2日間のオフ…まだツアーの前半で元気いっぱいなのに。今回のブッキングはスケジュールがちょっと変則的になってしまいました。まあ、東京にいるときでもそんなにゆっくり休むことはできないので、体を休めるにはいい機会だったのかも知れません。でも、結局あまりゆっくりできませんでしたね。ツアー期間中の銀行引き落としや支払い関係のための銀行回りと、原稿書きなどで、ほとんど時間を費やしてしまい、つまり東京にいるときにやっていることを札幌の街でやっていたのでした。
さて7/12は、いよいよ札幌ライヴ。会場は、昨年もお世話になった“歌酔倶楽部ありがとう”です。懐かしさを感じさせてくれる店内の雰囲気は、かなり私のお気に入りで、『もし札幌に住んでいたら入り浸るだろうなあ』そう感じさせてくれるお店です。気配りのあるマスターの高嶋さんとママさんは、音楽に対してとても深い愛情を持っている素敵なご夫婦です。もちろんライヴもリラックスして気持ちよくやらせていただきました。ご来場の皆さま、ありがとうございました。ライヴ終了後、今回もお店のカラオケで、封印したはずの演歌時代の片りんを披露してしまいました。絶品ラーメンに手造りアイスクリームまでいただいて、ついつい時間の過ぎるのを忘れた一夜でした。
続く7/13は、札幌から小樽へ移動です。電車の窓から見える日本海をボーッと眺めている時間がとてもゆったりと感じられて、なぜか心が安らぎます。小樽ライヴの会場は3度目の登場となる“一匹長屋”で、盟友浜田隆史クンとのジョイント・ライヴです。マスターの下村さんは、お身内のご不幸で大変な時期だったにもかかわらず、温かく迎えてくださいました。浜田クンは相変わらずの超絶テクニックで、新曲もたくさん披露してくれました。私も、ソロ、そして彼とのデュオを楽しんで演奏できました。ご来場の皆さま、熱い声援ありがとうございました。ライヴ終了後、浜田クンと温泉の銭湯に行ってくつろぎ、手動扇風機(すなわち団扇)完備の浜田旅館で爆睡(続く)」
<北海道・東北ツアー2006 思い出話:その1>
「北海道・東北ツアーから戻ってきたら、いきなり忙しくなってしまい、なかなかこのページを更新できなくて、申し訳ありませんでした。先月の痛風発症以来、初めての長期ツアーでしたので、やや不安もありましたが、例によって4本ギターを抱えて回ったこのツアーを無事終えられてホッとしています。
ツアーは、今回も昨年同様、旭川の“アーリータイムズ”からスタートしました(7/8)。アーリータイムズは、アットホームな雰囲気でありながら、歴史を感じさせてくれる趣もある、とても素敵なライヴハウスです。昨年に続いてご来場の方もたくさんいらっしゃいました。皆さん、どうもありがとうございました! ライヴ終了後の打ち上げでも楽しいひとときを過ごすことができました。マスターの野澤さん、今回も大変世話になりました。痛風以来アルコールを控えていたのですが、やはりこの日は飲んでしまいましたね。
翌日、富良野へ向かう前に、新しく開店したギターショップGSさんに立ち寄りました。昨年ライヴに来てくださったSさんが脱サラして始められたお店です。開店して間もないというのに、マニアックな品揃え! 順調な滑り出しとのことで、どうもおめでとうございました。そのあと富良野へは、アーリータイムズでのライヴに来てくださったTさんが、なんと車で送ってくださいました。『オレは北海道に来ているゾー!』ということを実感させてくれる、広々とした田園風景を眺めながらのドライブは、快適そのもの。本当にありがとうございました。
初めて訪れる富良野でのライヴ会場は、“傷つく森の緑”(7/9)。なんて素敵な名前なんでしょう。マスターの佐々木さんはブルースにこだわりを持った方だと伺っていましたが、店内に入った瞬間にそれは感じました。飾られたブルースマン達の肖像画の数々…。もちろん、私にとっては居心地のいい環境です。立派なPAも入れていただき、大変お世話になりました。是非またライヴさせていただきたいと思います。ご来場の皆さま、本当にありがとうございました。佐々木さんには打ち上げでも興味深い話を色々聞かせていただき、思い出に残る富良野の夜となりました(続く)」
「新作CD“One Kind Favor”の完全コピー楽譜集がようやく出来上がりました。TABギタースクールのネットショップでお取り扱いを始めました。楽器屋さんの店頭でも、今週中には並ぶと思います。ツアーしながら追われて作った本ですが、なかなか良くできていますよ。皆さま、何卒よろしゅうお願いします!!!
それと、発売になったばかりのシンコー・ミュージック刊“アコースティック・ギター・ブック23”(右の写真)に新CDリリースにあたっての私のインタビューが掲載されています。また、TAB主催ライヴで4月に来日した際のステファン・グロスマンのインタビューも載っていますので、是非ご覧になって下さい。
それから、これを機に過去のメディア登場をまとめたページを作ってみました(→こちら)。整理整頓や雑誌類の管理が悪いため、調べが付かないものが多く、ちゃんと管理しておけば良かったなあとちょっと反省しています。それにしても、私の書斎(というより、在庫置き場?)は狭いところにモノがありすぎ!」
「痛風と診断された足の痛みですが、もうすっかりなくなりました。でも先だっての血液検査では、尿酸値のみならず、血糖値、中性脂肪、ガンマーGTP…諸々がかなりオーバーでしたので、しばしおとなしい食生活をしています。行きつけの飲み屋にも、このところちょっとご無沙汰です。私の場合、アルコールを飲むと食べる量も半端じゃなくなるので、お酒を控えるのが一番かも知れません。夜が寂しいですが…。おかげで、体重も少し減ったような気がします。ちゃんと計ってはいませんが、高いドロップキックが打てそうな感覚があるので…。でも、来月はツアーで北海道へ行きますからねえ。なんと言っても、珍味の宝庫、プリン体の楽園(?)ですからねえ。どこまでおとなしくできるか…。うーん」
「いやあ、参りました。鉄人のはずのこの私が“痛風”ですと…。尿酸値、プリン体、これらの言葉とこれからお付き合いしていくのかあ。食事や飲酒の制限はツライなあ」
「豊川、枚方と回ったショート・ツアーから戻ってまいりました。今回も充実した楽しい時間を過ごすことができました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、どうもありがとうございました。豊川のKAPPAさんでのライヴ(6/10)はもう5回目になりますが、昨年暮れに1階のレストランをステーキ屋さんに改装したこともあり、今回から2階の和室での開催となりました。前回までの厨房内ステージもユニークでしたが、今回の“お座敷”ライヴも乙なものでしたよ。これまでPAで力になって下さったSeiさんがアメリカへ旅立たれることになり、その壮行ライヴを今回務めることができて嬉しかったです。打ち上げでいただいたステーキ&鉄板焼きは、“生きてて良かった!”と実感させてくれました。
翌日(6/11)の枚方のポパイ商店のライヴもとても楽しかったです。噂どおりの個性的なお店で、刺激的な一日でした。オープニングを務めてくれたBrothersもパワフルでしたし、マスターの焼く名物のたこ焼きと焼き鳥は“さすが屋台出身!”と唸らせる最高の味でした。ライヴを企画してくれたしんちゃん、どうもありがとうございました。
実は、今回のツアーで、私は右足を痛めてしまいました(今、テリー・ファンクのようにちょっとオーバーに足を引きずって歩いています)。酔っぱらってどこかでぶつけたのかも知れませんが、ここにきて新たな疑惑が浮上してきました。なんと痛風ではないか、ということなんです。日頃の暴飲暴食のつけが回ってきたのかもしれません。しかし、まだ決まったわけではありません。今週末に病院で結果が出るんですが、果たして打田十紀夫の運命やいかに…」
「久しぶりに追われています。何に追われているかというと、先日リリースした私の新作CD“One Kind Favor”の楽譜集の製作です。楽譜の部分の入力&DTPがほぼ終わり、あとは解説の部分をいま必死で書いています。その昔は徹夜で原稿を書くなんてしょっちゅうでしたが、さすがに最近はちょっとツライですねえ(飲みに行く時間も確保しなければならないし…)。今週末の豊川、枚方への遠征にもパソコン持参で行く予定で、時間を見つけて少しでもページを進めないと…。でも、こういう時に限って、雑誌の連載の締め切りなどが重なるんですよね。今回の楽譜集は96頁(前作までは80頁)になる見込みですが、値段は前作と同じ(税抜2,200円)ですよ。太っ腹ぁ! 詳細は近日発表いたしますが、一応7月上旬の発売を予定していますので、皆さんどうぞよろしくお願いします!」
「ご報告が遅くなりましたが、九州ソロライヴ・ツアー(5/13〜5/21)、無事終了いたしました。鹿児島・宮崎・小倉・博多・長崎・熊本・天ヶ瀬・大分と回りましたが、今回も各地で多くの方にご来場、歓迎していただき、とても充実した時間を過ごすことができました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!
今回のツアーの中で、5/19の熊本と5/20の天ヶ瀬はライヴハウスではなく、温泉旅館での演奏でした。5/19は、人気温泉地として毎年上位にランキングされる黒川温泉の『黒川荘』。宿泊のお客様向けの演奏ということで、いつものライヴとは少し違った雰囲気でのステージを私も楽しませていただきました。写真を数点アップしました(→こちら)。黒川荘のホームページにも写真が紹介されましたので、ご覧になってください(→こちら)。素晴らしい露天風呂も楽しませてもらいましたが、演奏が終わってから、振る舞っていただいた料理がこれまた最高で、あまりに素晴らしいのでその写真もアップいたします。見せつけてすみませんが、見てください(→こちら)。いやー、美味しかった〜。大好きな芋焼酎も存分にいただきました。5/20の天ヶ瀬は、昨年もお世話になった『山荘天水』での演奏。これまた大人気の旅館で、温泉、料理、ロケーション…すべてが絶品でした。山荘天水のホームページにも、ライヴの写真がアップされていますのでご覧ください(→こちら)。
今回のツアーも、このように美味しい料理とお酒に出会い、“ほどほどに”というブレーキなど全然利かなくなり例によって暴飲暴食…、丸々太って帰ってきました。でもそれもツアーの楽しみですからね(と節度のない自分を擁護する私でした)」
「ステファン・グロスマンを招いてのツアー、無事終了しました。昨日成田空港にご夫妻をお見送りしたのですが、二人ともとても楽しい時間を過ごせたと、とても喜んでくれました。なにせステファンの来日は28年振り、奥さんは全く初めての来日でしたので、いろんなものがもの珍しく感じられたようです。
今回のツアーは、東京吉祥寺のスターパインズ・カフェを皮切りに、バックインタウン、京都の磔磔、名古屋のTOKUZO、そして最終日が再びスターパインズ・カフェと、計5回のライヴでしたが、各会場とも多くの方々にご来場いただき、熱い声援をいただきました。本当にありがとうございました。超満員のお客様に温かく迎えていただいて、ステファンもとても感激していました。ご協力いただいた関係者の皆さまにも厚く御礼申し上げます。ツアー中の写真もアップする予定ですので、しばらくお待ち下さい。
短期間とはいえ、直接ギターを教わった師匠ですので、ステファンは私自身にとっても特別な存在です。彼に出会わなければフィンガーピッキング・ギターの素晴らしさを知ることはなかったと思います。きっとそのような方がたくさんいらっしゃることでしょう。多くの教則本やビデオを出しているステファンですが、彼は単にテクニックやアプローチを教え広めるだけではなく、“ギターは楽しいんだよ”ということも私たちに教えてくれていると、今回のライヴを通して改めて感じました。私もその教えを守りこれからも活動していこうと思います。今後ともどうぞご支援のほどよろしくお願いいたします」
※ツアーの写真アップしました(→こちらへ)(平成18年5月17日)
「さて、いよいよ師匠ステファン・グロスマンとのツアーが4/22より始まります! ステファンは、昨日奥さんと共に無事来日しました。以前お会いしたのが2000年に彼のニュージャージーの自宅を訪問したときですから、私にとっては今回6年ぶりの再会です。とてもお元気そうでホッとしました。彼はこのところプロデュース業を中心にしていたため、ライヴ・シーンからは10年ほど離れていましたが、ついにパフォーマーとして復活します! その復活の第一歩に日本を選んでくれたのですから、こんな嬉しいことはありません。ご来場の皆さんは、その歴史的な復活の目撃者となるわけです。私も今回のツアーはいつも以上にワクワクしています。皆さん、どうかご声援よろしくお願いします。では、各会場でお会いしましょう!(スケジュールなどツアーの詳細は→こちら)」
「あっという間に4月の半ば。早いですねえ。皆さん、お花見などされましたか。私は、先月のMARTIN CLUBコンサートの後も何かとスケジュールが詰まっていて、まだ桜を見てません。私の行動範囲内に桜の木がないんですよねー。いや、あるかも。もっと周りをキョロキョロしながら行動してみましょう、挙動不審に見られない程度に。でも、もう散ってしまったかなあ。
ところで、ジョン・レンボーンのホームページのトップページに、昨年彼がウッディ・マンと日本に来たときのライヴの写真が少し紹介されています。私とジョンのセッション写真も載っていてとても光栄です。一度ご覧になって下さい(→こちらへ)。
それから、私の新作CD『ワン・カインド・フェイヴァー』もリリースされました。皆さん、どうぞよろしくお願いします! さて、今週末はフィンガーピッキング・デイのゲスト出演、そして来週後半にはいよいよ待望のステファン・グロスマンが来日します。気合い入れていきますよー。前売りチケットの残券も残り少なくなってきています。まだお求めでない皆さん、どうかお早めに!」
「大阪ライヴから無事戻ってまいりました。3/25に開催された大阪でのMARTIN CLUBコンサート、東京に負けず劣らず盛り上がりましたよ! 会場のT・Bホールも画期的な素晴らしいホールでした。マーティン・ギターがズラリ並べられた昼間の展示スペースの床が、夜のライヴの時には電動可動式の客席となり、見事なコンサート・ホールに早変わりするのです。2回目とあって息の合ったステージングで最高に盛り上がりました。お客さんの声援も熱く本当に嬉しかったです。関係者の皆さん、本当にお世話になりました。誠さん、倫典さん、成田さん、角田さん、柳沢さん、楽しくエキサイティングな時間をありがとうございました!
翌3/26のフィドル倶楽部での私の“ソロ・ライヴ&クリニック”、こちらもフィーバーいたしました。主催は、私が愛用しているピックアップを製造しているヴィンテージ・ギター・ショップのWAVERさん。ライヴとクリニックとトーク・ショーをミックスしたような構成でステージを進めましたが、マニアックなアコギ好きの方々も、普通にギターが好きな方々も、無理矢理連れられてきた(?)女性の方々も、皆さん楽しんでいただけたのではないでしょうか。たくさんのご来場、ありがとうございました! 開催にあたって色々尽力してくれたしんちゃん、本当にお世話になりました!」
「3/21(祝)にSHIBUYA-AXで開催されたMARTIN CLUBコンサート、すっごく盛り上がりました! 斎藤誠“アコースティック・バンド”の皆さんを中心に、ムッシュかまやつさん、徳武弘文さん、岡崎倫典さんといった超豪華ゲスト陣と並んで出演でき、大変光栄でした。初めて演奏したSHIBUYA-AXは、PA設備も完璧なそれは素晴らしいホールでした。私の“マーティンOO-18V cutaway”も皆さんにご披露することができましたし、何より満員のお客さん(700人!)が楽しんでくれていたのが、最高にうれしかったです。ご来場の皆さん、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!
さて、このMARTIN CLUBコンサート、今週の土曜日(3/25)には大阪TBホールで開催されます。昼間はマーティン・ギターの展示会も開催され、アコースティック・ギター・ファンにはたまらないイベントですよ。もちろんライヴは必見です!皆さんご声援、どうぞよろしくお願いします!誠さん、大阪でもヨロシクです!
あっとそれから翌3/26(日)には、WAVER主催の私の“ギター・クリニック&ミニ・ライヴ”もありますよー!そちらもお忘れなく。では、大阪でお会いしましょう!」
「今さらの話題ですが、トリノ五輪の女子フィギュア・スケートで荒川静香さんが金メダルを取りました。(面識はございませんが)荒川さん、おめでとうございました! その荒川さんの使うワザということで脚光を浴びたのが、“イナバウアー”。後ろにのけぞりながら滑るアレです。なんでも、イナ・バウアーという選手が最初に用いたことからその名前が付いたということです。荒川さんのそれは、とてつもなく華麗で惚れ惚れします。アイススケートなどやったことがない私ですが、その映像をテレビで見ながらふと思ったのは『昔の自分なら、アレできたなあぁ』ということ。思えば、高校時代、ジャーマン・スープレックス・ホールドができたんです。知らない方のためにご説明すると、相手を後ろから抱えて体を反らしながら後方へ投げ、そのままブリッジしてフォールを奪うというプロレスの必殺ワザです。中学、高校の頃よく一人で、後ろに反り返って頭だけでブリッジする練習をしていました。そのことを思い出し、自分もイナバウアーができたろうなあと思った次第です。ということは、荒川さんもジャーマン・スープレックス・ホールドができるだろうなあとも思いました。そして、思いっきり掛けてもらいたいとも思いました」
「昨年の12月、TABライヴのためにジョン・レンボーンとウッディ・マンが来日していた際に『プレイヤー』誌の企画で行った対談が、発売になったばかりの同誌4月号に取り上げられました。“CROSSOVER FIRM”というコーナーの中で、4ページに渡って掲載されています。3人での1ページぶち抜き写真をカラーでドカンと載せてくれているのですが、ジョン&ウッディという世界の巨匠と並んでのショットなんて、もう思い残すことはない気分です(笑)。対談のテーマは“セッション”についてですが、さすが百戦錬磨のお二人だけあって興味深い話が色々聞けました。是非、ご覧になって下さい。
さて、写真といえば4月に出す私の新作CD『ワン・カインド・フェイヴァー』のジャケット写真を、昨日都内某所にて撮影しました。モデルがモデルですが、カメラマンが超一流なので、きっとカッコよく撮れていると思います。どうぞお楽しみに」
「今年ももう2月の後半に差し掛かりました。慌ただしい毎日を送っていると時間が経つのがホント速く感じられます。それとも単純に、年を取ったからでしょうか。子供の頃は、1週間はとても長く感じましたし、1年なんていうと一時代(ちょっとオーバー)のように感じましたからね。
でもそんな中、(飲みに行く時間を少し削って)ようやく次のCDの録音を終えました。ジャケットやその他諸々にはこれから着手することになるので、発売はたぶん4月頃になるかと思います。新録が13曲、ライヴ・テイクからピックアップしたボーナス・トラックが2曲の、計15曲が収録になる予定です。楽譜集の方は少し先になってしまうかも知れませんが、いつものように出版できればと思っています。とりあえず、新CDのタイトルや収録曲、正式な発売日などは、近日中に告知できると思います。どうぞお楽しみに!」
「皆さん、今日(1/31)は何の日か知っていますか? プロレス・ファンの方ならピンと来たかも知れませんね。そうです、ジャイアント馬場さんの命日です。日本列島に激震が走ったあの日から、今日で丸7年が過ぎたことになります。この7年の間にプロレス界は大きく変わってしまいました。全日本プロレスから袂を分かったノアが旗揚げ、新日本プロレス育ちの武藤が全日の社長に就任、K-1やPRIDEなどのいわゆる総合格闘技の台頭、WWEばりのエンターテイメントを全面打ち出したハッスルの人気上昇、老舗団体新日本プロレスの身売り、そして昨今東スポを賑わしている新日の離脱者続出問題…馬場さんが健在だったら色んな意味でもっと違う展開になっていたかも知れませんが、情け容赦なく展開していくのが歴史というものでしょう。
馬場さんが亡くなってから7年も過ぎましたが、今も私の頭の中では全盛期のジャイアント馬場さんが躍動しています。インターナショナル王者として日本プロレスに在籍していた時代、全日本プロレスを旗揚げしてPWF王者に君臨した時代、とにかく若き日の馬場さんは、本当に強かったんです。キラー・カール・コックスを耳そぎチョップで血だるまにしたシーン、NWA王者だったジン・キニスキーをリング中央でがっちりとコブラ・ツイストで捉えたシーン、ミル・マスカラスのドロップキックを両手ではたき落としたシーン、エル・ソリタリオに決めたジャイアント・スイング、ボボ・ブラジルをネック・ブリーカー3連発で仕留めたPWF王者決定戦…次から次へと色んな場面が思い出されます。
今日は馬場さんの命日なので、ギターに関係ないプロレス話を書いてしまいました。しかもかなりマニアックに。ところで、ステファン・グロスマンさんを招いての念願のライヴ、TABネットショップでの先行予約が始まっていますが、お申し込みはもうお済みですか? このページを見てくださっている皆さん、是非ともお早めにお申し込み下さいね。ちなみに、先行予約の受付を開始した1/23は馬場さんの誕生日、前売りチケットが一般発売となる2/4は馬場さんがスタン・ハンセンと初の一騎打ちをした日です。…やはり今日は馬場さんずくめでしたね」
「早いもので、1月も半ばに差し掛かろうとしています。皆さんは、暮れからお正月にかけての休みをいかが過ごされたでしょうか。私の場合、日頃できないことをやろうとバタバタしているうちに年が明けてしまったって感じです。さて今年は、私の主宰するTABギタースクールが15周年を迎える年でもあり、色んなプランがあるので、気合いを入れていこうと思っています。
まず、私の師匠でもあるステファン・グロスマンが4月後半に来日が決定しました! ステファン・グロスマンは、フィンガースタイル・ギターの分野ではまさしく草分け的存在で、今日活動するプロからアマチュアの方まで、世界中の数多くのギタリストがその恩恵に与りました。彼は1973年にキッキングミュール・レコードを設立し、これまでになかったアコースティック・ギター音楽にスポットを当てた画期的なアルバムを多数プロデュースしました。その時発掘されたギタリストやリスナーが今日のギター・シーンを支えていると言ってもいいくらいです。アーティストとしても、ポール・サイモンのアルバムに参加したり、ソロやジョン・レンボーンとのデュオで世界中をツアーしたステファンですが、近年はヴィデオのプロデュース業を優先してツアーを控えていました。今回何と28年振りに、遂に来日が実現する運びとなったのです。
またステファンは、レヴァランド・ゲイリー・デイヴィスやミシシッピ・ジョン・ハートといった伝説のブルースマンから直接ギターを学んだその腕前はもとより、エリック・クラプトンやマイク・ブルームフィールド、ジョン・ポール・ジョーンズ、ライ・クーダーといったビッグ・アーティストとも交流を持つなど、音楽に対するとても深い見識を持ち合わせたオーソリティでもあります。
私もステファンには大変お世話になったひとりです。アメリカのライヴに出演させてもらったこともありますが、今回日本で一緒にツアーできることは夢のようで、心から光栄に思います。前売りチケットは2月上旬から発売される予定ですが、TABギタースクールのホームページでは1/23よりインターネット先行予約販売も受け付けますので、どうかご利用下さい」
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