<< 平成21年分 >>

前橋・新潟・金沢・飯田・甲府と回った、今年最後のツアーから無事戻りました。師走のこの忙しい時期にたくさんの方に足を運んでいただき、心から感謝いたします。また、関係者の皆さま、本当にお世話になりました。今回のツアーは、前半3会場に天満俊秀クン、後半2会場に前澤勝典クンがゲストとして出演してくれ、彼らとのセッションも楽しかったです。いつもは一人でギター4本抱えて、電車を乗り継いでいる私ですが、今回は二人の車で移動しましたので、とても楽させてもらいました。楽したのに飲み食いは同じようにやっているため、ちょっと(いや、かなりか、、)体重がオーバー気味で帰ってきました。

 すべて順調だったと言いたいところですが、今回は“大雪”という未知の強敵が我々の前に立ちはだかったツアーでもありました。前橋から新潟へ移動の際は、川端康成の“トンネルを抜けるとそこは雪国だった”そのままに、それまでの晴天がウソのように大雪の洗礼を受けたのでした。辺り一面真っ白、高速道路なのに時速40〜50キロというのろのろ運転、道路両側の雪の塊にはスリップした車がところどころ突っ込んでいる…(こわ〜)。この日のためにスタッドレス・タイヤを買ったという天満クンは、長距離の運転には慣れているものの雪の中を走るのは初めて…。ハラハラしながらも無事新潟に辿り着きました。新潟でも24年ぶりの大雪だとのことでしたから、それはもう半端ではありませんでした。新潟から金沢への移動や、金沢から飯田への移動でも、途中、大雪やら雹(ひょう)やらの洗礼を受けた試練の旅でした。

 それでも、無事各地でライヴを開催でき、ほっとしています。初めておじゃました前橋の『音処きしん』。オーナーの山崎さんはじめ、お客様に温かく迎えていただき、とてもうれしかったです。遠くからご来場の方もいらして、もう涙モノです(T_T)。そして、昨年に続いてライヴをさせsていただいた新潟の『Capotast』。最前列の美女陣の視線もうれしかったですが、オーナーの相田さんをはじめとするおじさん陣の熱気もありがたかったです。続く金沢、いや、厳密には白山市(!)の純喫茶『青葉館』でのライヴも、昨年に続いて二回目でした。主催してくださったのは、今年オープンしたばかりの楽器店『Pon Polo Pooh』で、オーナーの島崎さんには10年ほど前から何度もライヴでお世話になっています。お店のほうにもおじゃましましたが、とても素敵でした。ギター好きが集まるのも分かります。

 次の飯田から前澤勝典クンが登場。ここからは雪もなく、彼の車で快適に移動しました。ライヴ会場の『CANVAS』は初めての登場でしたが、マニアックなお客様の熱気でこちらも熱くなるライヴでした。毎度のことではありますが、打ち上げでも大騒ぎしましたよ(笑)。桑原さん、お世話になりました。最後の甲府『ハーパーズ・ミル』も初登場。アコースティックなムード満載の店内で、今年を締めくくるいい演奏ができたと思います。オーナーの坂田さんはSakata Guitarの製作家としても知られています。完成したばかりのギターも試奏させていただきました。素晴らしいサウンドでした〜。

 なにはともあれ、多くの方々とふれあうことができ、心に残るツアーでした。次回おじゃました際も、皆さまどうぞよろしくお願いします! 写真を何枚かアップしましたので、ご覧になってください(→こちら)」

(平成21年12月25日)


「ステファン・グロスマンとのロング・ツアーが終了してから、いやホントに忙しかったです。まだまだやることは残っているのですが、とりあえず現時点での一段落です。さてさて、今週末からの年内最後のツアーに気持ちを切り替えなければ(もう明後日からだ!)。今回のツアーは、前橋・新潟・金沢・飯田・甲府と回りますが、前半(12/18〜20)はケルティック・ギタリストの天満俊秀クン、後半(12/22〜23)はギター&ハンマーダルシマーのユニット“亀工房”で活動するギタリスト、前澤勝典クンがゲスト出演してくれることになっています。ソロ演奏の他に、彼らとのデュオも楽しんでいただけると思います。お近くの方は、是非ご来場ください!

 天満クンとは大阪のライヴでよく一緒に弾いたりしていますが、前澤クンとはかなり久しぶりです。彼とは長い付き合いで、私が二十代の頃からの友人です。出会った頃は、フィンガーピッキングの分野は今よりもっとアングラでしたが、お互いマニアックに探求してました。若さと情熱で何でもできると信じていた、それは美しい時代でした。それが今では、私はメタボ&痛風、彼は6人の子の親…時代は流れたなあ。。。もちろんギターに対する情熱は失ってないつもりです(きっと彼も)。それにしても、彼の体型が昔から全然変わっていないのはたいしたもんだ。何はともあれ、楽しみなツアーです。

 実は、このツアーが終わった後も、いろいろ予定が入っていて、暮れから1月の上旬まではまたまたけっこう忙しくなりそうです。やれやれ。。。でも頑張るしかないか。あ、いろんな予定の中には、忘年会やプロレス観戦も入っていますから

(平成21年12月16日)


「ステファン・グロスマンとのツアーで長く巡業に出ていたため、諸々の雑務に追われているのですが、そんな中、ツアーの“写真&コメント”ページをまとめました(→こちらへ)。前の語録で紹介していない写真もたくさん入れましたので、是非ご覧になってください。膨大な数の写真からセレクトするのは大変な作業でしたが、楽しかった思い出がよみがえり、つい先日のことなのに私自身もとても懐かしく感じました。

 さて、これでやっと次の仕事に着手できることになります。実は、今週、来週と雑誌関係の仕事や打ち合わせなどスケジュールがぎっしりなんです。ひえ〜。飲みに行く時間が確保できるか心配です。。。いや、やせるチャンスかな

(平成21年11月30日)


<Stefan Grossman Japan Tour 2009 無事終了!>
「ステファン・グロスマンを2年ぶりに招聘してのツアー、無事終了いたしました。前回の語録以降、名古屋、静岡、東京、長野と回りましたが、皆さんの応援のおかげで、各会場とも大盛況でライヴでとても充実したツアーでした。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

 ステファン夫妻は、今回も日本を存分に楽しんでくれたと思います。私もツアーを成功させることができて、ほっとしています。前回の語録以降の写真を何点かセレクトして、ここでご紹介します下記の写真番号をクリックすると写真の枠が開きます)。

<11/18>
 天草の千巌山からの景色(写真)・熊本城にて(写真
<11/19>
 名古屋TOKUZOライヴ(写真
<11/20>
 WonderTone号で出発(写真)・静岡VelvetSoundライヴ(写真
<11/21>
 虹の架かった白糸の滝(写真)・本栖湖から見た富士の絶景(写真
 東京KMA Studioライヴ(写真1011
<11/22>
 長野の美鈴楽器ライヴ(写真1213
<11/23>
 小布施でのひととき(写真1415)・浅間温泉の旅館にて(写真16

 いつも東京のライヴで写真を撮ってくれている吉澤さんからの写真を受け取ったら、もっといろいろ写真を加えて、近いうちに写真のページをまとめたいと思います。あと、私達の移動のために車を出してくださったWonderToneの坂本さんからも写真をいただきましたので、ユニークなショットの数々を他にもご紹介できると思います。どうぞお楽しみに!

 ステファン夫妻は明日成田からニューヨークへ飛び立ちます。私個人のツアーと違って、海外からのアーティス世を招いてのツアーは、企画・ブッキングの段階から実際の運営まで、色んな点で大変なことが多いのですが、こうやって無事終えられるとまた頑張ろうという気になってきます。これも多くの方々の支援のおかげですね。今後ともどうぞよろしくお願いします!

 今回のツアーで長く事務所を開けていたので、ツアー後はかなり色んな仕事が溜まりに溜まっています。ちょっとそれで気が重いのですが、12月の半ばからはソロのツアーもまた始まるので、気合いを入れ直して頑張ろうと思います!

(平成21年11月24日)


<Stefan Grossman Japan Tour 2009 途中経過2>
「ステファン・グロスマン師匠とのツアーも順調に進み、ここまで東京、大阪、広島、大分と、前半4つのライヴが大盛況のうちに無事終了しました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました! ツアー写真をまとめたページはツアー終了後に作る予定ですが、ここではこれまでのツアー中の写真を何点かご紹介したいと思います(下記の写真番号をクリックすると写真の枠が開きます)。写真を通して、ツアーの様子を楽しんでいただければ幸いです。

<11/13>
 京都にて(写真)・大阪5th Streetライヴ(写真
<11/14>
 新大阪駅ホームにて(写真)・広島club creamライヴ(写真1011
<11/15>
 大分Brick Blockライヴ(写真121314

 ツアーの後半戦は11/19(木)の名古屋から始まりますが、それまでは九州でオフを過ごしています。ステファンにとっては初めての九州で、とても楽しんでくれています。私自身は、考えてみれば今年5回目の九州なのですが、いつ来ても美味しい料理と焼酎があって楽園です。ステファンが健康志向ですので、私も彼の前でいつものような暴飲暴食をするわけにもいかず、ちょっと残念ですが…。とはいうものの、それなりに結構食べているかも。今日までのオフの写真もちょこっとアップしておきます(耶馬溪…写真15湯布院16阿蘇1718)。それでは、11/19(名古屋)・11/20(静岡)・11/21(東京)・11/22(長野)と回るツアー後半戦も応援よろしくお願いします!

(平成21年11月18日)


<Stefan Grossman Japan Tour 2009 途中経過1>
ステファン・グロスマンとのツアー、遂にスタートしました。11/9に成田に到着したステファンですが、翌11/10は旧友のライ・クーダーが来日公演中ということで、オーチャード・ホールで開催されている“ライ・クーダー&ニック・ロウ”コンサートを鑑賞。コンサート終了後、ライとお話しできたのですが、ステファンも久しぶりの再会だったとのこと。私もかなり昔ですが、ギター・マガジンの仕事でライ・クーダーにインタビューしたことがあって、今回ご挨拶できてとても光栄でした。ライ&ニックのパワフルなパフォーマンスを見て、これから始まるツアーに向けて刺激を受けたことも確かです。

 そして、11/11(水)がツアー初日。いつもお世話になっているバックインタウンで開催でした。前売りチケットが早々に売り切れしただけあって、会場は熱気むんむん。ご来場の皆さんの熱く、そして温かい声援を受けて、ステファンもブルースからレイ・チャールズ・ナンバーまでご機嫌のプレイでした。セッションも盛りだくさんで、私にとっても、とても楽しい夜となりました。みんな、どうもありがとう〜!

 11/12は移動日でオフ。大阪ライヴでゲスト出演の天満俊秀クンやワンダートーンのSさんのありがたいサポートで、京都でのんびりと観光することができました。というわけで、今日(11/13)は大阪ライヴ、吹田の5th Streetで開催です。前売りチケットの売れ行きも上々で満員になること間違いなしですが、当日になってお時間ができた方は是非ともお越しください。素敵な夜を過ごせますよ〜!」

(平成21年11月13日)


「昨日11/8は、横浜パシフィコで開催された『2009楽器フェア』のモリダイラ楽器ブース内で、モーリス・ギターとナショナル・ギターを用いてのミニライヴを2回行ってきました。どちらの回もたくさんの方に集まっていただき、どうもありがとうございました! こういったイベントでのデモ演奏は、他の出展者の音もあるため音響的には厳しい環境ではありますが、ライヴハウスやコンサートホールでのライヴとは違った楽しさがあるのも確かです。私も楽しませてもらいましたよ!

 さて、いよいよステファン・グロスマンとのライヴ・ツアーが、11/11から始まります。東京(曙橋)・大阪・広島・大分・名古屋・静岡・東京(池尻)・長野と広く回ります(ツアーの詳細)。お互いのソロはもちろん、カントリー・ブルース・セッションもたくさんお聴かせしますよ。各地で皆様にお会いできるのも楽しみです。どうか応援よろしくお願いします!」

(平成21年11月9日)


「ブルース・インターアクションズ発行の『ブルース&ソウル・レコーズ』誌 No.90に、先日取材を受けた“カントリー・ブルース・ギター誌上講座”が掲載されました。以前も、カントリー・ブルースを特集した号で、ブラインド・レモン・ジェファーソン、ブラインド・ブレイク、サン・ハウスらの奏法を2回ほど解説したことがありましたが、今回はボブ・ディラン特集の関連から、ディランが影響を受けた12弦ギターの伝説的ブルースマン、ブラインド・ウィリー・マクテルの奏法を語っています。さらに、12弦ギター関連でレッドベリー、そして編集長の熱いリクエストで、カール・マーティンリトル・ハット・ジョーンズウィリー・ウォーカーボー・カーターといった名手達のフィンガーピッキング・ブルースまでを、マニアックに語っていますよ(笑)。各ブルースマンが用いたコード・フォームの写真も掲載されているので、ギターを弾く人にはきっと参考になると思います。それに、さすがブルースの名門P-VINEレコードの会社が出版しているだけあって、特集記事で取り上げているブルースのオリジナル音源(22曲)を収録したCDが付属しているのもうれしい限りです。書店、レコード店などでお求めいただけますよ〜」

(平成21年10月24日)


仙台・八戸・弘前・秋田・村上と回った東北ソロライヴ・ツアー2009から戻ってまいりました。大型の台風18号が本州に上陸し、しかもその進路が私と同じコースで北上することが予想されていたため、一時はどうなることかと心配しましたが、無事にツアーを終えることができ、ホッとしています。

 とはいうものの、初日の仙台ライヴの日(10/8)は、台風のために新幹線が約2時間ほど遅れていたので、急きょ一番早く出る電車の自由席に飛び乗って、なんとか時間に間に合って仙台入りしました。ライヴ会場は何度もお世話になっているサテンドール2000。仙台の在来線が止まっていたために、ご来場できなかったお客様もいらっしゃったのですが、そんな中、駆け付けてくださった皆さま、本当にありがとうございました。ライヴ終了後は、オーナーの岡崎さんに連れて行ってもらった素敵な居酒屋で、楽しく美味しい時間を過ごすことができました。

 翌日(10/9)の八戸は、夜のライヴの前に、ご縁があって八戸市立長者中学校の合唱コンクールでのゲストとして、八戸市公会堂で1時間ほどのライヴをやらせていただきました。前述の台風の影響で、一時は延期も検討されたそうですが、無事開催できて、生徒さんや先生方もホッとされたのではないでしょうか。私も途中から拝聴させていただきましたが、はつらつとした生徒の皆さんの歌声に感銘を受けました。私もいつものようにお笑いネタを交えながらも、ブルースの歴史などアカデミックな内容も盛り込み(笑)、ステージを務めさせてもらいました。夜のライヴは、昨年と同じく、音がいいと定評のライヴハウスROXX。皆さんありがとうございました!

 10/10は、昨年・今年と八戸ライヴでお世話になったTさんが、次の弘前まで車を出してくださることに。何から何まで、本当にお世話になりました。途中、謎の“キリストの墓”に立ち寄ったり、十和田湖〜奥入瀬渓流〜八甲田山の心休まるひと時のドライヴでした。Tさん、お忙しいところ本当にありがとうございました。

 久しぶりの弘前ライヴは、初めてお世話になるライヴ・バーASYLUMで開催。TABギタースクールの下の階のライヴハウス36°5のマスターのご紹介で実現することになりました。オーナーの齋藤さんが、茹で立てのトウモロコシで迎えてくれました。すっごく美味しかったです。お店は倉庫を改造した粋な空間で、LPやCDがギッシリと並んだ大人のバーといった感じ。店内ぎっしりに集まってくださったお客様も、もちろん音楽通の方ばかりでした。遠方から駆けつけてくださった方もいらして、うれしい限りです。皆さま、本当にありがとうございました!

 10/11は、弘前から特急かもしか2号に乗って秋田へ直行。駅に着くと、早速K夫妻が笑顔で迎えてくれました。いつもありがとう! まずは、皆でお約束のラーメン屋さん末廣亭へまっしぐらし、私はもちろん大盛ラーメンを完食! ホテルで一息ついた後、いつもお世話になっているカフェ・ブルージュへ。オープニング・アクトのカモミールの演奏に癒されて、私も絶口調(?)で2ステージを務めました。もうひとつのハイライト(?)ともいえる打ち上げも、とても楽しい時間でした。そしてその後、またも末廣亭へと直行!(今度は並にしておきました。。)ご来場の皆さま、そしてMさんをはじめとする秋田アコースティック・ギター・クラブの皆さん、いつも本当にありがとうございます。

 さて、いよいよ最終日(10/12)の村上ライヴは、毎度お世話になっている楽屋で開催です。小さな村上の駅に着くと、早速マスターの青山さんが出迎えてくださいました。早めに着いたので、古い城下町の風情を感じさせる村上の街を探索。村上といえば、塩引き鮭で有名ですが、それを1年近く風干しして乾燥発酵させる“鮭の酒びたし”は、村上の味の芸術品といわれていますよ。う〜ん、美味しそう。こりゃお酒がすすみそうですな。。。 楽屋でのライヴは、昨年の10月以来1年ぶりの開催を待っていてくださった皆さまの温かい気持ちが感じられ、私自身も1年ぶりに田舎に帰ったようなそんな気持ちになりました。ご来場の皆さま、本当にありがとうございました。マスター、また次回もどうぞよろしくお願いします。

 今回のツアーも各地で多くの方々に温かく迎えていただき、ご来場の皆さまと関係者の皆さまには、心から感謝申し上げます! ツアー中の写真をまとめた“写真&コメント”のページを作りましたので、そちらも是非ご覧ください(→こちら)」

(平成21年10月15日)


明日(10/8)から東北ツアーです。ところが、こともあろうに大型台風が上陸。。。しかも私と同じコースで北上しそうで、明日は台風と一緒に、初日の仙台に向かうことになりそうです。ギター4本持っていくので、ただでさえ雨が困るのに、台風なんて。。。晴れ男の面目にかけて、なんとか台風の進路を変えなければ!

(平成21年10月7日)


「9/22に新宿SACTで開催された岡崎倫典さんとのジョイント・ライヴ、大盛況のうちに終了いたしました。シルバーウィークの真っ只中にもかかわらず、たくさんの方々にご来場いただきました。この日のために、秋田や仙台など遠方から駆けつけてくれた方もいらして、うれしい限りです。皆さま、本当にありがとうございました!

 『せっかく一緒にライヴやるんだから、セッションが多くなきゃ』というのが倫典さんの持論。なるほどごもっとも! スタンダード・ナンバーはもちろんのこと、お互いのオリジナルに2nd.ギターで加わったりと盛りだくさんの内容で、私自身もとても楽しい時間を過ごすことができました。やっている側が楽しいのですから、見てくださった皆さんもきっと楽しかったと思います!

 第一線で長いキャリアを誇る倫典さんは、オリジナル曲の素晴らしさはもちろんのこと、人と合わせるのも天下一品。馬場さんに捧げた私のオリジナル曲“河津”で、倫典さんが弾いたアドリヴは、私もぞくぞくするほどエキサイティングでした。天国の馬場さんも喜んでいると思います。倫典さん、ありがとう! またご一緒させてください(ライヴの写真→こちら)」

(平成21年9月25日)


「夏も過ぎ、あっという間に9月に突入したかと思えば、もう半ばになりつつあります。相変わらず時間の経つのは早いですなあ。。。さて、私は、去る9/4に無事51回目の誕生日を迎えてしまいました。昨年50の大台に載ったときほどの感動(いや違うな、“ショック”かな)はありませんでしたが、これでどっぷり50代だなという開き直りを感じました。ファンの皆さん、生徒さん、お世話になっている方々から、たくさんの“おめでとうメッセージ”をいただき、心から御礼申し上げます。また、お祝いの品々をくださった方々もいらして、涙モノです。。。身体にいいものから悪いものまでいろいろありましたが(笑)、ありがたく頂戴いたします。皆さんあっての私だなあと、つくづくありがたい気持ちになりました。

 このところ“アルコール”と親友になっている私は、誕生日の日も当然、よく行く近所の居酒屋に。美味しい焼酎と美味しい肴…これは至極の瞬間ですね〜。この日、何かの拍子に『今日、私、誕生日なんです』と言ったら、お店のマスターが、いつもキープしているボトルを1本プレゼントしてくれました。決して意図的に言ったわけではないのですが(いや、意図的か?)、とにかくありがとうございました!(証拠写真

 ところで、今月は諸々の雑用のため、あまりライヴを入れてないのですが、その中で1本、重要なライヴがあります。そう、あの岡崎倫典さんとのジョイント・ライヴです。2年前のジョイント・ライヴ・ツアーは、それはエキサイティングで楽しい旅でした。今月のライヴは22日(火・祝)に東京の新宿SACTでの1本だけですが、熱いライヴになること間違いなしです。倫典さんの『ちょっと合わせておこうか』のお声で、先日TABのオフィスで軽く音合わせ(こちら)。順調に進み…。
 倫典さん『なかなか、いい感じだねえ』
 『はい、倫典さんのサウンドを壊さないように、あとはしっかり練習しておきます』
 二人『それでは、そろそろ行くとしますか…』
と、やはり居酒屋へと繰り出したのでした。いやはや飲んだ、飲んだ。9/22のライヴ、是非皆さん楽しみにしていてください。二人の息の合ったセッションをたくさん聴けますよ?!(詳細はこちら)。満員御礼必至ですので、ご予約はお早めに!

 あと今月は、大阪のフィンガーピッカー天満俊秀クンが、東京にライヴで出てきます。11日(金)が町田の万象房12日(土)が国分寺のクラスタでソロ・ライヴを行います(天満クンのHP)。最近新作のソロCDもリリースしたばかりで、気合い入っていると思いますよ。お時間のある方は是非足を運んでやってください。ちなみに、私も11日は時間が取れそうなので、万象房へ観に行く予定です。もちろん私は飲みますよ〜」

(平成21年9月8日)


つくばのEast Of Eden九十九里のシーブリーズ、関東近県でのショートなライヴ・ツアー、無事終了いたしました。どちらも、初めてお邪魔するお店でしたが、たくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございました!

 8/21に開催のEast Of Edenのライヴは、同店を拠点に活動しているフィンガーピッカーのokayanさんのご紹介で実現しました。つくばエクスプレスで揺られること約1時間、約3年ぶりにつくばへ。駅を出て感じるのは“広々としているなあ”という印象で、開放感が感じられます。初めて伺うEast Of Edenは、入り口でジェームス・ディーンの等身大(?)人形が迎えてくれる粋なライヴ・バー。近くに住んでいたら、毎日カウンターで一杯やっているかも。。。そんな素敵なお店でした。皆さんのおかげでとても盛り上がった素敵なライヴになったと思います。ご来場の皆さん、マスターのNaokiさん、そしてokayanさん、本当にありがとうございました!

 翌日(8/22)は、九十九里にあるシーブリーズ。前日のつくばと九十九里は地図で見ると近そうでしたが、車の免許のない私の交通手段の電車では、やたらローカル線を乗り継がなければならないか、あるいは、いったん秋葉原へ戻った方が早いと分かりました。地図で近くても、実際の電車ではそうは便利ではないことが意外とあるのです。でも、この日はシーブリーズに来てくれるTAB生徒のFさんが、車でつくばのホテルからピックアップしてくれて九十九里まで乗せていってくれました。とても快適な移動でした。なんといっても、ギター4本と機材類というとんでもない荷物を持ち回っていますからね。。。Fさん、本当にありがとうございました!

 九十九里といえば、海水浴で有名で、シーブリーズも浜辺のすぐそばという素晴らしい環境でした。“若い水着ギャルがわんさか!”という前評判を聞いていた私は、サウンド・チェックを早々に終え「ちょっと海を見てきます」とふらりと出かけました。しかし、、、期待とは裏腹に、ギャルどころか、見渡す限り人の気配がありませんでした。残念!(“誰もいない海”の証拠写真→こちら) どうやら時間が少し遅かったらしいです。。。

 シーブリーズは、“丸太小屋のレストラン”のキャッチの通り、ウッディな造りの落ち着く空間でした。今回のライヴを企画してくださった千葉英樹さんと山本泰生さんが、オープニングで素晴らしい演奏を披露してくれた後、私のソロのステージ。例によって、後半では焼酎の水割りをいただきながら、私自身も楽しませていただきました。ご来場の皆さま、マスターのナイちゃん、千葉さん、山本さん、本当にありがとうございました!

 各ライヴでのスナップショットを何点かアップしましたので、どうぞご覧ください(→こちら)」

(平成21年8月25日)


「四日市、そして大阪への遠征から戻ってまいりました。生まれてから高校時代まで過ごした四日市へは、中部中学校の同窓会での演奏のために出かけました(8/8)。四日市にいる頃は、プロレスと柔道しかキーワードがないような硬派だったので、ギターを弾いている私の姿にみんなビックリだったと思います。中学を卒業して以来35年ぶりに再会した同窓生も多数いて、中には『誰クンのお父さんですか?』と言ってしまいそうな、変わり果てた方も(笑)。もっとも、私も変わり果てた一人で、中学の頃からは横幅が倍くらいになっていますからね。。。ともあれ、懐かしい面々と楽しい時間を過ごすことができました。

 翌日(8/9)は、大阪枚方のポパイ商店での“シークレット・ライヴ”。せっかくギター何本も持って四日市まで行くのだからと、少し足を伸ばしてのライヴを組んでもらっていました。“四日市→枚方”は、“少し足を伸ばして”というには結構な距離ですが…。このポパイ商店は、知る人ぞ知るユニークな名物ブルース・バーで、これまでにも3回ほどライヴをしたことがあります。今回も、シークレット・ライヴ恒例の“お客さんいじりまくり”と“オフレコ発言満載”で、とてもエキサイティングな(?)ライヴとなりました。店主いよ太さん率いるThe★Brothers!とのセッションもとても楽しかったです。ご来場の皆さま、どうもありがとうございました!

 ところで、最近体重がやや増加気味の私は、そろそろダイエットを真剣に考えなければいかんなあという気が少ししてきて、ダイエットに成功した実績を持つ“大阪後援会会長”しんちゃんに色々話を聞いたりしました。にもかかわらず、ライヴ前にはいよ太店主特製の醤油焼きそばや唐揚げをがっつりいただき、ライヴ終了後もこの日のために用意してくれた赤霧島をグビグビやりながら、おでんや特製チリコンカーンを何度もお代わりしてのフィーバーぶり。もう何をか言わんやですね。。。

(平成21年8月11日)


先日、久しぶりに全日本プロレス観戦に行きました。子供の頃から熱心なプロレス・ファンだった私は、実家のある四日市で暮らした小・中・高校生時代から、大学進学で東京に出て来てからも、よくプロレス観戦に出かけたものですが、ジャイアント馬場さんが亡くなってからは以前ほど会場へ足を運ぶ機会が減りました。今回は久々の観戦とあって、ワクワクして出かけましたよ。後楽園ホールのあの雰囲気はやっぱりいいですねえ。今の全日本プロレスは、ノアと分裂したこともあってずいぶんと選手は替わりましたが、さすがにメジャー団体のひとつだけあってレベルは高く、どの試合も素晴らしかったです。

 一番の楽しみは、馬場さん時代の空気を感じさせる渕正信選手でした。デビューの頃から知っている渕選手も現在は55才のベテラン選手になっており、このところ試合数も減らしているのですが、この日は荒谷望誉の引退試合の相手としてタッグマッチで出場しました。さすがに世界ジュニア・ヘビー級王者だった若い頃のようなハードな試合は今は行っていませんが、とにかく試合の盛り上げ方をよく知っているんですよね。引退する荒谷選手のキャラが引き立つ、とても楽しい試合でした。

 ところで、この興行には今年5月に宮崎のホテルで遭遇した“世界一性格の悪い男”鈴木みのる選手も出場していました(参考)。この日は、鈴木みのるサンダルを買ったので、一緒に写真を撮ってもらいました(証拠写真→こちら)。さすが悪役キャラだけあって、悪っぽい表情が素敵! この日も私はジャイアント馬場さんTシャツを来ていたので、鈴木選手に『この前、宮崎でこのTシャツ着ていて、鈴木さんに怒られたんですよ〜』って声をかけたら、『全然覚えてねえ』と素っ気なく一言返されました。いや〜さすが、悪役はこうでなくっちゃ!

 プロレスをひとりで満喫したこの日の夜は、TAB生徒のHさんに教えてもらった中華料理の“チャイナハウス龍口酒家”に家族で出撃しました。メニューがなく、ストップをかけるまで料理が出続けるというシステムに興味津々。出てきた料理を平らげると、本当に次から次へと出てくるんです。覚えているところをざっと挙げると、ローストチキンとキュウリの酢漬けから始まり、ホタテと金針菜炒め、海老団子松茸炒めスッポンの煮込み黄ニラとベーコン炒め豚の角煮海老トースト…あと1、2品食べたような気がしますが、残念ながら思い出せません。そして締めが、クロレラ入りの翡翠麺(ひすいめん)。どれも絶品でした! 今回は、ウチのかあちゃんの『この辺にしとき』の言葉でストップをかけてしまいましたが、本気出したら何時間でも食べ続けることができる気がします。次回またチャレンジしたいです」

(平成21年7月29日)


<九州ソロライヴ・ツアーPart2から無事戻ってまいりました>
「今年に入って4回目の九州遠征となる今回のツアーでは、熊本、佐賀、諫早、博多、直方と回りましたが、今回も各地で多くの方々に応援していただきました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

 このところ、飛行機使用時の手荷物に関して厳しくなってきて、熊本へのフライトでも8000円ほどの超過料金を取られてしまいました(涙)(…当然帰りの便も。。。涙×2)。ギター4本と機材類…かなりの荷物を持ち運んでいるので仕方ないのですが。でも以前は、機内へ1本くらい持ち込みできたし、超過料金もあまり取られなかったのになあ。。。

 熊本空港では、カオルギターの製作家、中島カオルさんが車で迎えてくれました。カオルさんは、石川鷹彦さんや渡辺香津美さんら有名ギタリストが愛用するギターを製作する巨匠ですが、仮面ライダー・マニアの実に気さくな方です。荷物が多いので、とても助かりました。お忙しい中、ありがとうございました!

 さて今回のツアーですが、心配された痛風も出ずホッとしています。もちろん、九州ですから飲み食いには気合い入りましたよ〜。初日(7/16)から、ヌアージュの片山さんとライヴ終了後にいきなり3軒ハシゴで、朝方まで飲んでしまうし。。。片山さんに連れて行かれた3軒目のお店は、なんと“猪木信者”のやっているお店。“馬場信者”の私との熱いバトルを期待したのでしょうが、そこはお店のマスターも私も大人です。和気あいあいと楽しく美味しいお酒をいただきましたよ!

 昨年に続いて島村楽器佐賀店で開催の佐賀ライヴ(7/17)の打ち上げでは、お店の皆さんと音楽話&プロレス話で盛り上がりました。熊本で食べ忘れた馬刺しをほぼひとりで食べてしまって、すみませんでした。。。それから、ライヴ前にいただいた佐賀名物“白玉饅頭”も美味しかったですよ!

 続く諫早(7/18)では、3年連続ライヴです。今回の会場は、昨年オープンしたばかりの独楽劇場。企画してくださった山本さん、旧友の本山クン、林田さん、内田さん…皆さん本当にありがとうございました! 諫早といえば、なんといっても鰻の名店、福田屋! この日は土用丑の前日とあって、福田屋は込んでいましたが、しばらく待って無事食べることができました。待った分、余計に美味しかったなあ〜。

 次の福岡ライヴ(7/19)は、島村楽器福岡イムズ店で開催。諫早の山本さんが車で送ってくれて、とても楽させてもらいました。大村湾や美しい山並みを眺めながら移動してきただけに、イムズのある天神辺りは大都会だなあつくづく感じました。ライヴ終了後、次の直方へ先ノリするスケジュールを組んでいたので、高速バスで移動。しかしこの直方、着いた時間が遅いからか、連休だからか、とにかくお店がやっていないのです。商店街らしきところもあるのですが、すべてシャッターが閉まっているんです。結局、ホテルの横にあったとんかつの浜勝で“ひとり打ち上げ”。ご飯、キャベツ、味噌汁がお代わり自由…当然のごとく、食べ過ぎました。。。

 最終ライヴ(7/20)は、昨年に続いてお世話になる島村楽器直方店で開催。満員のお客さんの温かい声援を受け、無事ライヴは終了。ホテルに戻って“ひとり打ち上げ”会場を探しに街に出ました。といっても、直方駅の近くは昨日探索しているので、この日は違う方向へと歩くことに。筑豊電鉄(…)の見知らぬ駅を通過した辺りで、九州の激安ファミレス“ジョイフル”を発見! 黒霧島のロックも199円で飲めるという安さ……当然のごとく、飲み過ぎました。。。

 ともあれ、今年4度目の九州遠征は、楽しくも美味しく終わりました。7月の九州、しかも梅雨明けしていないとのことで、とても蒸し暑く感じましたが、心配された雨をうまくすり抜けました。やはり私は晴れ男かな。

(平成21年7月22日)


「今年4回目の九州遠征へ明日(もう明けちゃいましたね)出発するので、さすがに今晩は飲みに行くのは控えようと、事務所の隣にあるラーメン屋“天下一”に行きました。餃子とビールで軽く済ませようと思ったのでした。このお店は、月水土日が“ジャンボ餃子半額デー”(570円→290円)となっています。今日は水曜日ですので、これはラッキー! おまけに“生ビール・フェア”をやっていて、生ビールも安くなっているではありませんか(500円→300円)。今日は付いてるなあとうれしくなってきました。

 さすがに餃子だけでは足らないかなと、普通のラーメンも追加しようとしたら、お店の人が『“本日のサービス・ラーメン”が安くなっている』と勧めてくれました。本日のサービス麺は“天下一ラーメン”(680円→390円)でした。うわぁ、一番安いはずの普通のラーメン(570円)より、かなり安いではありませんか。付いているどころか、得をした気になってきました。さらに麺類には小ライスをサービスしてくれるというので、私は『もちろんお願いします!』と即答。生ビールをもう一杯追加して、軽く済ませるつもりの夕食は、それなりの盛り上がりを見せてしまいました。下記にまとめると。。。

 ●ジャンボ餃子 570円→290円
 ●天下一ラーメン 680円→390円
 ●小ライス(サービス)
 ●生ビール 500円→300円 2杯で600円

 通常2250円のところを、なんと1280円で済んだのです。1000円近くも安くなったんですよ。以前、この語録の2/18の書き込みで、他のラーメン屋さんで、食券の買い方違いで高く付いたという話を書きましたが、今日はベスト・チョイス! 明日から九州遠征なので早く寝ようと思っていたのですが、あまりにうれしくて書き込んでしまいました。でもホントに、早く寝ないと明日(というか、もう今日!)の飛行機に乗り遅れちゃいそう。。。

(平成21年7月16日)


「このところ痛風が出ていないことをいいことに、今日(というか、もう昨日の夜)、行き付けの飲み屋で禁断の“レバ刺し”を食べてしまいました。なんといっても、鶏のレバーはプリン体が最も多いんです。。。いやいや、レバ刺しだけではありませんよ。ハツの刺身、ささみの刺身、鶏刺しユッケ…そう、鶏の刺身のフルコースを、ひとりで食べてしまったんです。いや〜申し訳ない。。って、いったい誰に謝っているのかよく分かりませんが、とにかく食べてしまったものはどうしようもありません。残念だったのは、砂肝の刺身が切れていたことです。この際やぶれかぶれで、これも食べたかったなあ。。。

 だいたい痛風は朝起きたときに出ることが多いので、眠るのが何となく怖くて、こんな朝早く(5時)まで起きてしまっています。でもまた困ったことに、起きていたら起きていたで、お腹が空いてきて、さっき朝までやっている近所の豚骨ラーメン屋に行ってしまいました! ビールまで飲んでしまったうえに、ラーメンの完食完飲! ますます自分を追い込む行為ですね、これは。。。何をやっているんだ、私は。。。

 さて今週からは、今年4回目の九州遠征(7/16〜20)です。熊本、佐賀、諫早、天神、直方の5箇所でライヴ開催です。お近くの皆さん、是非ご来場お待ちしています。よろしくお願いします! しかし九州は痛風者にとっては危険地帯。今回の遠征先でも、熊本の馬刺し、諫早の鰻、福岡の明太子や博多ラーメン…これまた、プリン体のオンパレードが予想されます。かなり気合い入れて行かないとね! でも、佐賀だけ名物が浮かびません。前回行ったときは、何食べたっけ。。。とにかく、ヘルシーなものを食べよっと」

(平成21年7月12日)


「さっき久々に日本酒を飲んできました。う〜ん、なかなか美味しかったなあ。このところ、ずっと焼酎派で通してきたので、日本酒の味が非常に懐かしく感じました。で、なんで、今日は日本酒を飲んだかって? 特に意味はないのですが、焼酎ボトルをキープしている行き付けの飲み屋に行こうとしたら時間が遅くなってしまって終わりの時間だったので、他の飲み屋に行ったからです。普段あまり行かない飲み屋さんに行くんなら、普段やらないことをやろうかなって思って、日本酒の地酒を注文してしまったんですよ、単なるひらめきで。

 まず生ビールを一杯飲んだ後、新潟の銘酒“八海山”、そして次に会津の地酒“夢心”、その後は、、、なんだっけな? あ、“ジンビーム”だ。これはバーボンでしたね。。。まあ、とにかく、アルコール類はそれぞれ独特の趣があって美味しいです。ツマミは何を注文したかなあ。。。 生ダコの刺身ホウボウの刺身ししとう焼き2本ベーコンとプチトマト焼きめばるの煮付け枝豆、そして締めのご飯セット、、、こんだけだったかなあ、まだもう少し頼んだような気もするなあ。。。最近、銀行の借り入れができたのをいいことに豪勢に頼んじゃいました。“飲み過ぎ”、“食べ過ぎ”のご意見も多々あると思いますが、今日はとにかく満足して寝るとします。明日すっきりした目覚めが来ることを祈ります」

(平成21年7月5日)


「関西を中心に活躍するエレガント・ブルース・ウーマンNacomiちゃんをゲストに招いてのツアー、大盛況で終わりました。名古屋スローブルース幡ヶ谷36°5町田万象房と、3日間と短いツアーでしたが、どの会場も超満員のお客さんで、熱気ムンムンの熱いライヴとなりました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にどうもありがとうございました! Nacomiちゃんは、故塩次伸二さんのバンドでコーラスを担当しただけあって、その歌唱力が申し分ないのに加え、英語も完璧ですので、リアルなブルースの醍醐味を味わっていただけたと思います。今回は、フィンガーピッキングのインストだけでなく、歌のバックで弾く私のギターも聴いていただいたのですが、新鮮に感じてもらえたらうれしいです。ライヴの写真も何点かアップする予定ですので、どうぞお楽しみに。

 6月は、大阪・倉敷・広島・名古屋・東京でライヴをやることができましたが、どのライヴも心に残る楽しいもので、充実したツアーでした。広島での三沢選手の悲しいニュースもありましたが、ライヴで皆さんが楽しんでくれているのを見ることでショックからも立ち直りました。全国各地でライヴができることがとても幸せに感じる今日この頃です。おっともちろん、各地の名物とお酒も目当てなのですが。。。それにしても早いもので6月ももう下旬です。今年も半分が過ぎようとしているんですね。後半戦もいろんなところに参上しますよ〜。まず、来月(7月)は九州ツアーPart 2と称して、熊本佐賀諫早福岡など、5月の九州ツアーで回れなかった地方に伺います。詳しくは、ライヴ情報のページで確認してください。応援、どうぞよろしくお願いします!」

(平成21年6月23日)

※追記…『打田十紀夫 with Nacomiツアー』の“写真&コメント”をアップしました(→こちらへ)。(平成21年6月26日)


「大阪Sann Cafeでのクリニック(6/11)と5周年記念ライヴ(6/12)の2デイズ、島村楽器の倉敷店(6/13)と広島祗園店(6/14)の店内スタジオでのライヴ&トーク…ショートなツアーでしたが、今回も多くの方々に応援いただき、とても充実した時間を過ごすことができました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました! 心から感謝いたします。

 皆さんもニュースでご存じと思いますが、今回のツアー期間中に起きたショッキングな出来事…そうです、プロレスラーの三沢光晴さんが6/13の広島大会の試合中のアクシデントで亡くなりました。私は倉敷ライヴのあと、前ノリで広島入りしていて、同じ広島にいただけに余計にいたたまれません。驚きとともに大きな悲しみにうちひしがれました。三沢選手は、私の大好きなジャイアント馬場さんの全日本プロレスに入門した選手ですから、デビューの時から見ていました。若手時代の、越中詩郎との前座の名勝負も記憶に残っています。心からご冥福をお祈りいたします。

 三沢は世界的にもトップクラスの実力者で、なにより受け身の上手い選手でしたので、バックドロップを受けて命を落としたことが、本人も悔しいと思います。彼はプロレスリング・ノアの代表取締役でもありましたので、経営者として今日のプロレス人気下降に伴う苦労もあったと思います。でも、リングの上では常に全力ファイト、それが彼のポリシーでした。人生は何が起きるか分からないです。いつも前向きに生きていないといけないということをつくづく感じました」

(平成21年6月15日)


「明日(6/11)から、下記のスケジュールでちょっとショートなツアーに出かけます(今、深夜の1時過ぎなんで、もう6/11になってしまいましたね)。

  ●6/11(木)大阪 Ragtime Blues Guitar セミナー
  ●6/12(金)大阪 Live Spot “Sann Cafe”(ゲスト:天満俊秀)
  ●6/13(土)倉敷 島村楽器イオンモール倉敷店
  ●6/14(日)広島 島村楽器イオンモール広島祗園店

 6/11は、参加者がギターを持参しての少人数制のレッスンですが、あとは“ライヴ&トーク”ショー。“食い倒れの街”大阪と“海の幸の宝庫”瀬戸内海沿いの倉敷&広島…こりゃ飲み食いがヒートアップすること間違いなしで、覚悟して乗り込みます!(うれしい覚悟ですが。。。)もうすでに行くお店が何軒か決まっていたりして、楽しみ、楽しみ!

 もちろんお仕事も手抜きはしませんよ。当然ギター4本持参です。いやいや6/12のライヴでは、なんとギター5本も使いますよ! お近くの方は是非ご来場ください。来てくれた人は抱きしめちゃいます(女性限定で)!…てなこと書くと、来てくれないといけないので今のは撤回します。しかしまあ、ありがたいことに6/14の広島は売り切れとのこと。ホントありがたいです。他の日はまだ大丈夫だと思うので、お待ちしていますよ(ライヴの詳細はこちら)。

 実は、今、非常に迷っています。何を迷っているかというと、今日は飲むのをやめようかどうしようかということです。明日からハードな飲食が予想されるので、『今日くらいはアルコールを控えよう』という気もあるのですが、『今日ちょっと抜くくらいじゃ大して影響ない』という気持ちもかなりあるんです…。迷っているうちに時間がどんどん過ぎていく。。。う〜、どうしよう、どうしよう。こんなことで真剣に悩んでいるのも、なんかバカらしい気もしますが、今この瞬間の私にとっては重要な悩みなんです。。。人生は一度きり、立ち止まってなんていられない! よし、やっぱり飲みに行こ!」

(平成21年6月11日)


「私にしては珍しく、ここ数日体調が悪く、そんなときは変なことを色々考えてしまうもんですね。『根本的にどっか悪いんじゃないか?』とか、『ひょっとして新型インフル? “幡ヶ谷で初の感染者”って新聞に出ちゃうのか?』とか…。こんなときは大好きなアルコールも受け付けなくなってしまって、ここ数日一滴も飲んでいませんでした。なんと健全な!(でも2日間だけですけどね。。。

 で、今日は体調が戻っていつもの調子になりました。というわけで、先ほど朝の4時過ぎに近所の松屋で、豚丼で一杯やってきたのでした。これでも心の中に葛藤があって、本当はラーメン屋に行きたかったのですが、『ラーメン屋に行っちゃうと絶対スープを完飲してしまうので、牛丼屋に行った方がまだヘルシーなんじゃないか』などと考えたんですよ。かわいいところがあるじゃないですか、私も。それにしても、やっぱり、明け方に飲むのは気持ちいいですね。

 あと、今日の松屋の店員は良かったなあ。追加でキムチを頼んでも、笑顔で受け止めてくれたもんなあ。。。『キムチを食べたい!』という私の気持ちを分かってくれたんだと思うとうれしくなりましたよ、ありがとう! 前いた店員はそうじゃなかったもんなあ。。。『こんな時間に、なに贅沢してんだよ』って視線を感じるんですよ。贅沢ってレベルじゃないじゃない!

 それから、私がそろそろ食べ終わらんとしているときに、若い色っぽい系のお姉ちゃんが入ってきて(彼氏と一緒だったけど。。。)、『山かけマグロ丼はお持ち帰りできないんですか?』って訊いていました。店員さんがマニュアル通りに『その商品は店内のみなんです』って答えたら、その娘は『家はすぐそこだし、お腹痛くなってもいいので持ち帰りにしてくれませんか?』って食い下がっているんです。結局認められなくて、他の商品を買って帰ったようですが、私が店員なら『特別にOKしちゃいます。でも内緒ですよ。今回だけですからね!でも、次回ひとりで買いに来たら、またOKしちゃうかも?』とか言っちゃうでしょうねえ。『お腹痛くなってもいい』って言っているし、ひょっとしたら『お腹痛くなりたい』かも知れないし。そんなこたあないか。。。でもまあ、深夜というか、明け方というか、こんなアブノーマルな時間帯に世の中で起きていることを観察するのはとても楽しくて、やっぱ夜型はやめられませんね! さて、そろそろ寝よっと」

(平成21年6月4日)


「今年3度目の九州遠征から無事戻ってきました。鹿児島から入って、宮崎高鍋大分と、今年の九州ツアーはややショートなスケジュールでしたが、今回も多くの方々に応援いただいて、エキサイティングな時間を過ごさせていただきました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、お世話になり本当にありがとうございました。もちろん、各地で美味しい肴と美味しい焼酎をたくさんいただいて、とても幸せな気分を味わうことが出来ました。でも、プリン体もちょっと摂取しすぎたかな。。。ツアーの写真といろんなエピソードなどを、4パージに渡ってアップしましたので、是非ご覧になってください(→こちら)。

 それと、なんと7月に今年4回目の九州遠征の話がいま持ち上がっています! 島村楽器さんのスタジオ・ライヴが2本(福岡と直方)と、今回のツアーで行けなかった個所でもライヴをできないものかと今企画中です。正式に決まったらスケジュールをアップしますので、その節はどうぞよろしくお願いします。各地で皆さまにお会いできるのが楽しみです。それと、、、美味しいものにまた出会えるのも楽しみ、楽しみ!」

(平成21年5月26日)


「今週水曜日(5/20)から、ちょっとショートな九州ツアーです。考えてみれば、九州への遠征は、今年に入ってなんと3回目となります。1月に島村楽器さんの企画で、福岡・宮崎・都城でライヴ&トークを開催し、先月4月にはボブ・ブロズマンと福岡・北九州に参上しました。3回目の今回は、下記のスケジュールでギター4本持って回ります。九州は焼酎のメッカであり、各地の名産品も最高! 毎回とても楽しく、美味しく、有意義な時間を過ごさせてもらっています。今回も楽しみ楽しみ! お近くの方は、是非ご来場ください(ライヴの詳細はこちら)。

 <打田十紀夫・九州ソロライヴ・ツアー2009>
  ●5/20(水)鹿児島 SRホール
  ●5/21(木)宮崎 ライブハウス絃(げん)(w/道本晋一)
  ●5/22(金)高鍋 JAZZ SPOT DOLPHY(w/天満俊秀)
  ●5/23(土)大分 ブリックブロック

 毎年春頃、ぐるりとほぼ全県を回っている九州ツアーですが、今年はちょっと変則的になってしまって、この3回の遠征に、長崎県、佐賀県、熊本県が入っていないのがとても残念です。次回まで私のこと忘れないでくださいね〜!」

(平成21年5月18日)


「TABギタースクールのホームページに“Bob Brozman Japan Tour 2009”の写真ページをようやくアップしました(→こちらからどうぞ)。私からのご挨拶文が掲載してあって、ページの下の方から日付ごとのコメント入り写真ページに飛べるようになっています。お時間のあるときにでも、ご覧になっていただければ幸いです。

 写真は、8ページに渡って、計74枚もアップしてあります。撮ってもらった写真が多すぎて、選ぶだけでも結構大変。このようなインターネットのページにまとめるとなると、それはそれはかなりの作業でした。。。昨日はお酒も飲まず、黙々とパソコンに向かっていて、ヘトヘトになりましたが、楽しかったツアーの思い出がよみがえって、アルコール無しでもいい気分でしたよ」

(平成21年5月12日)


「ゴールデン・ウィーク、皆さんはいかがお過ごしでしたか? 私は、ボブ・ブロズマン来日ツアーが終了してから、毎度のこととはいえ、その間にお休みしていた通販業務やギター教室、音楽誌の原稿などの仕事に追われています。ツアーの写真ページもまとめる予定ですが、なかなかバタバタが収まりません。そんな中、昨日はウチのカアちゃんに買い物に付き合わされました。というか、そもそも私の服を買う(買ってくれる)からということなので、まあありがたい話ではあるのですが。。。自慢じゃないですが、これまで自分で洋服を買いに行くなんてことはしたことがありません。せいぜいG馬場さんTシャツを通販で買うくらいです。という訳で、いつもカアちゃんに買ってもらったものを着ているのです。

 昨日は、滅多に行かないアメ横の柄シャツのお店に連れて行かれ、『これ着てみて、あれ着てみて』の嵐…。私からすると、どのシャツでもそう大差ないように思うのですが、女性の目はそうでないらしく、何十着も試着させられました。『もうええ加減にして?』という思いと『お店にも悪いなあ』という思いで、だんだん私が不機嫌になってきたのもものともせず、カアちゃんは2着を選びました。。。やれやれ、とっても疲れました。そのうち、またライヴでも着ると思うのでお楽しみに(?)。

 それから昨日は、名古屋トクゾーでのライヴ演奏のクリップを2点ほどYouTubeに上げました。ヨコヤマ・ギター(Sakura)とウッドボディのアミスター(C Rag Medley)…私の愛用ギターのラインナップに新しく加わったこの2本での演奏です。お時間のある時にでもご覧ください(YouTubeのTAB Guitar School" Channel こちら)。

 映像データのパソコン上での作業に関しては、これまで息子にやってもらっていたこともあり、はっきりいって未だによく分かっていません。今まで YouTubeに上げたデータなどもそうなのですが、なぜか音と映像がずれるという現象が起きてしまうんです。今回のデータも、最初ずれたものを上げていたのですが、WonderToneの末次氏がちゃんとしたデータを作ってくれてアップし直しました。末次氏がいろいろアドバイスしてくれたのですが、専門用語をそもそも理解していなかったりで、『こりゃ、ちょっと勉強せなあかんなあ…』と自戒しています。頼りにしていた息子も、就職で家を出てしまったし。。。何か疑問点が出たときは、詳しい方教えてくださ〜い!」

(平成21年5月6日)


ボブ・ブロズマンを招聘して開催した『Bob Brozman Japan Tour 2009』、4/26の東京スターパインズ・カフェでの最終ライヴまで、無事大盛況に終わりました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました! 各地で皆さんに温かく迎えていただいて、ボブもとても感謝していました。充実感いっぱいの様子で、ナショナル・ギター社長のドン・ヤングさんと一緒にサンフランシスコに飛び立ちました。

 重いカールトン・ケースに入った重いナショナル・ギター数台をはじめ、チャランゴ、カホンなど、ボブはたくさんの楽器を使うし、私だって何本かギターを使います。とにかく荷物がいっぱいの怒濤のツアーでした。でも、終わってしまうとやはり寂しいものです。各ライヴでのお客さんの熱い声援、ボブとのセッション、打ち上げ…楽しかった思い出でいっぱいです。ツアー中の写真は、近いうちにまとめてアップする予定ですが、また数枚あげておきます」

 写真4 大阪メイシアターでのセッションより。
 写真5 移動でお世話になったWonderToneの坂本さんと。
 写真6 4/26最終ライヴの打ち上げで、ドン・ヤングさんと共に。

(平成21年4月29日)


ボブ・ブロズマンを引き連れてのツアー、今日(4/24)はこれから大阪ライヴです。ここまで、横浜Finger Picking Dayゲスト出演に始まり、東京バックインタウン福岡ドリームボート北九州ウェルとばたと、各会場とも大盛況で、上を下への大騒ぎでした。今日の大阪メイシアターのあと、4/25(土)名古屋TOKUZO、4/26(日)が最終日の東京STAR PINE'S CAFEと続きます。残りのライヴもどうぞよろしくお願いします!写真はツアーが終わったら、またまとめてアップする予定ですが、数枚あげておきます」

 写真1 福岡ドリームボートでのライヴより。二人のデュオ。
 写真2 博多駅ホームにて。この荷物の量、半端じゃありません。。。
 写真3 この格好で、新日鐵八幡製鉄所の工場見学。

(平成21年4月24日)


「先月の20日に、私の新しい教則DVD『まるごと1本!ボトルネック・スライド・ギター』がリットーミュージックから発売になりました。3月のソロツアーでの先行発売や店頭、通販などですでにご購入いただいた方から、温かいお言葉も色々いただきました。本当にありがとうございます! ご購入を検討されている方、スライド奏法にトライしてみたい方、教則DVDコレクターの方(笑)…そのような方は、どうぞよろしくお願いしますね。

 さて、この教則DVDですが、実は企画・収録の段階では“ちゃんと教えるボトルネック・スライド・ギター”というタイトルになる予定でした。左右の手のミュートなど、細かいところまで丁寧に教えるスライド関連の教則モノがあまりないことからのネーミングでした。それゆえに、DVDの最初の方で『タイトルのように“ちゃんと”教えますから』云々と言っているのですよ。収録が終わってから、ブックレット製作中にリットーミュージックさんからタイトル変更の連絡が来たのです。やはりキャッチーなタイトルの方が売りやすいからでしょうか。。。

 それでそのスライド奏法関連ですが、今月はその宇宙レベルの達人、ボブ・ブロズマンがやっています。彼のスライド・プレイは本当にすごいですよ! もちろんスライドでないプレイも絶品で、カリプソなんかもう圧巻です。是非ライヴでご覧になってください(ツアーの詳細は→こちら)。東京のバックインタウンが売り切れになっていますが、他の会場はまだ今のところ大丈夫です。どうぞお早めに! ライヴでボブのプレイを初めてご覧になる方は、あまりの超絶プレイにビックリすると思います。いや、何度見てもビックリしてしまいます。どうぞお楽しみに!」

(平成21年4月8日)


<2009春のツアー報告続編:無事終了!>
「春のソロツアー、無事終了しました。今回も、各地で色んな方々にお世話になり、楽しい時間を過ごすことができました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。前回の語録でご報告した奈良・福山・山口ライヴのあと、今回のツアーでは山陰地方へ。山陰へはあまり行く機会がなかったので、とても楽しみにしていました。当初、山口から日本海側を通って米子へ行こうとしていたのですが、乗り継ぎが多いのと時間的にかなり掛かるということで、いったん新幹線で岡山まで戻るような形で移動し、そこから特急やくもで米子へ向かうことになりました。実際の路線は、地図から連想するようにはいかないんだなということを実感しました。

 米子ライヴ(3/17)の会場は、ライヴハウス・ベリエでした。4本のギターと機材を担いで、駅前のホテルからベリエまで歩いていったのですが、途中のアーケードもほとんどシャッターが閉まっていて、人があまり歩いていません。今年の2/7に、米子から少し離れたショッピングモールにある島村楽器日吉津店に来たのですが、そこには比較的たくさんの人がいたのに…やはりドーナツ化現象なのでしょうか。地方都市の現実かも知れません。でも、そんなアーケードの中にあるにもかかわらず、ベリエはとても素敵なライヴハウスでした。遠くからはるばる来てくださったお客様もいて、とてもうれしかったです。皆さん、応援ありがとうございました。米子ではあまり土地のものを食べる機会がなかったのですが、ベリエ近くの麺屋無双の“ごっつ魚(うお)ラーメン”は美味しかったです!

 ツアー5本目のライヴ(3/19)は、鳥取アフターアワーズで開催でした。以前から山陰へ行くときには、ここでライヴをやりたいなあと思っていた会場です。ミュージシャンでもあるオーナーの松本さんに温かく迎えていただいて、本当にうれしかったです。ご来場の皆さま、ありがとうございました! ライヴ終了後は、共通の知人がたくさんいることが判明したHさんと、音楽談義、プロレス談義に花が咲きました。また、今回のツアーで、福山・米子に続いて、この日の鳥取まで来場してくださったMさん、追っかけ、ありがとうございました!

 翌日は、福井3/20)へ移動。やはりこの移動も、当初の企画段階では日本海側を通っていけそうと思っていたのですが、大阪を経由して特急スーパーはくと&特急サンダーバードの乗り継ぎの方が便利ということになりました。車の免許があれば、もっと違う移動方法もあるのでしょうが。。。福井ライヴは、地元で一番大きな楽器屋さん、松木屋MUSIC FACTORYの店内インストア・ライヴです。楽器屋さんで開催とあって、ギター好きの方が多く、マニアックなネタも多いに受け、楽しくライヴが出来ました。皆さん、ありがとう! ライヴ終了後は、10年もメールをやりとりしていて初めてお会いできたUさんと、地元の人一押しの居酒屋“味の王様”へ直行。やっぱ、新鮮な刺身は違うな〜。

 次の開催地四日市は、私の出身地。会場は、2回目の登場となるガリバー3/21)。昨年、四日市高校同窓会総会で演奏したことから、今回は昔の同級生や先生も来てくれ、うれしいやら照れくさいやら。ココナッツ・クラッシュ楽譜集やこのHPの“秘蔵写真館”の第一回に載せた、私の有名な高校時代のドロップキック写真のやられ役、川添クンも来場。また、“秘蔵写真館”第六回の写真2で左側のコーナーポスト役をやっている柔道部後輩の辻クンも来場してくれました。みんな変わり果てた姿になってしまいましたねえ。あ、この私が一番変わり果ててるか。。。ともかく、楽しくも懐かしい時間を過ごすことができました。ご来場の皆さま、どうもありがとう!

 そしてツアー最終日(3/22)の高山ライヴは、初めて伺うピッキンで開催。昔から名前は存じ上げていた老舗ライヴハウスですが、岡崎倫典さんに紹介してもらって今回開催する運びになりました。初めて伺う高山は、“日本の原風景を残す街”として知られるだけあって、風情溢れる落ち着いた趣を感じ、一泊で帰ってしまうのがとてももったいない気がしました。ピッキンはアットホームで素敵なお店で、マスターの入れてくれるコーヒーがまた美味しく、地元の方が集う理由が分かった気がします。私にしては珍しく(?)若い女性客も多数ご来場くださって、いいムードの中、ツアー最終ライヴを務めることができました。皆さんのおかげで、私もライヴをする喜びとツアーを無事終えた達成感を味わうことができました。本当にありがとうございました!

 写真を撮ったライヴもありますので、セレクトして後日何点かアップしたいと思います。次のツアーは、4月ボブ・ブロズマンとのツアー5月九州ソロツアーです。どうか皆さま、今後とも応援よろしくお願いします!」

(平成21年3月25日)

※追記…『打田十紀夫・春のソロライヴ・ツアー2009』の“写真&コメント”をアップしました(→こちらへ)。(平成21年4月1日)


<2009春のツアー途中経過>
「3/13から始まったソロツアー、ここまで順調に来ています。奈良・福山・山口と3つのライヴが無事終わりました。今回も4本のギターを持って回っていますよ。今回は何を持っていくか非常に悩んだんですが、最終的に、6弦がメイプルのシオザキ・ギターローズウッドのクレセントムーンの2本、そして、ギブソンB-25の12弦ナショナル・リゾネーター Style-N…この4本になりました(もちろん、新商品の『まるごと1本!ボトルネック・スライド・ギター』も持って回ってますよ〜)。

 初日(3/13)の奈良は、昨年に続いてビバリーヒルズでのライヴでした。情熱的でいて爽やかな若きオーナー坂口さん、いつもありがとうございます。オープニングを務めてくれたのは歌続クン。“歌い続ける”と書いて“歌続”か…、素晴らしいネーミングですね。若さ溢れる新鮮で素敵な歌でしたよ。雨の中ご来場くださった皆さん、本当に感謝します! WAVERの本間さんもお忙しいところ駆けつけてくれて、本当にありがとうございました。ライヴ終了後、打ち上げで飲み屋へ直行。ツアー初日なのに、プリン体を十分に摂取してしまいました。。。

 2日目(3/14)の福山は、初めての登場となるハイダウェイ。ブルース・ハープ奏者のトクさんが経営されているだけあって、噂通り雰囲気満点のブルース・バーでした。初めて来たとは思えないくらい、居心地のいい空間でした。遠くから車でご来場の方もいらして、本当にありがたいことです。よっちやん、ライヴ開催の段取り、ありがとうございました。打ち上げも当然のごとく盛り上がり、飲めや歌えでえらいことになってしまって、気がついたら夜中の3時。この時点で、尿酸値がかなり上昇してしまったのは間違いないです。。。

 そして3日目(3/15)は山口。今回も金子さんが主宰されている同好会“めだかの学校”の皆さんにお世話になりました。今回の会場は、山口県の旧県会議事堂という歴史的建造物の中でのライヴ。そう、まさに議事堂なんですよ! 前日がブルース・バーでしたので、雰囲気においてかなりのギャップを感じましたが、このムードも最高です! 楽しくライヴが出来ました。ご来場の皆さん、本当にありがとうございました。“めだかの学校”の皆さんとの打ち上げもとても楽しかったです(鯨の刺身を私ひとりで食べてしまってすみませんでした。。。)。

 とまあ、今回のツアーは、こんな感じで進行中です。痛風が再発しないことを祈るばかりです。。。ツアーはこのあと、米子のベリエ3/17)、鳥取のアフターアワーズ3/19)、福井の松木屋 MUSIC FACTORY楽器3/20)、四日市のガリバー3/21)、高山のピッキン3/22)と続きます。4本のギターを担いで参上しますよ。お近くの方は、是非ご来場ください! 皆様にお会いできるのを楽しみにしていますよ!(ライヴの詳細は→こちら)」

(平成21年3月17日)


「先日(2/28)TABギタースクールの生徒さんの発表会が、TABの2階にあるライヴハウス『36。5』で開催されました。初めて人前で演奏する方から、ライヴ活動をしている百戦錬磨のベテランまで、様々な生徒の皆さんが、超満員で熱気ムンムンの中、素晴らしい演奏を披露してくれました! うまく弾けた方も、思ったようには行かなかった方も、皆さん、楽しく有意義な時間を過ごされたと思います。どうもお疲れ様でした!(ダイジェスト写真→こちら

 もちろん打ち上げも盛り上がり、なんと3次会まで(お開きは朝の4時すぎ)! 3次会まで残ってたのは、私以外は20代の若者ばかり。50のオヤジがよくそこまで付き合ったなあ。頑張ったぞ、自分。

 まあ、昔はよく朝まで飲んだものですが、この歳になると、さすがに正直ちょっと厳しかったのも確かです。『これからはもう少し体のことも考えていかねば』…とも思うのですが、飲み屋のカウンターで焼酎ボトル抱きしめて反省しててもなあ。。。

(平成21年3月3日)


「新しいギターのご紹介です。その名も“tupli guitar(テュプリ・ギター)”…宮城県蔵王町でコツコツとギター製作を続けている南部暁生氏による手工ギターです。南部さんは30代前半の若き製作家ですが、アストリアスでギター製作に携わってきた後、独立して今のギター工房を構えたという経歴の持ち主。昨年の仙台ライヴの時に来場してくれて、初めてお会いしました。私の教則本で練習してくれたこともあったとのことで色々お話しさせてもらって、彼の製作するギターも何本か見せてくれましたが、とても好印象だった記憶があります。その際、私のギターの好みやセッティングなどをお話して、今回届いたのがこのギター。非常に軽く、ボディがストレートに鳴っている感じです。マホガニーのカリンとしたサウンドがとても心地よく、カントリー・ブルースやラグタイムに適したギターだなといった印象を持ちました。もうしばらく弾き込んでから、彼には感想や意見を伝えようと思っています。情熱家で、研究熱心な南部さんに今後も期待したいと思います」

(平成21年2月24日)


「昨日の夜、雑誌広告のフィルム出力のため、代々木の出力センターに行ったのですが、帰りにお腹が空いたので、台湾ラーメンのお店に入りました。店の外に食券販売機があり、餃子とネギ入り台湾ラーメンと生ビールの食券をそれぞれ買って店内へ。お味の方はまあまあ美味しかったです。追加オーダーは店内で現金でOKだったので、このところ痛風が出てないのをいいことに、生ビールのお代わりもしてしまいました(ウチのかあちゃんには内緒ですよ。。)。

 『さて、お腹もいっぱいになったし、そろそろ事務所に戻らなきゃ』と思ったときに目に入ってきた張り紙。“ビールセット850円(生ビールと餃子6個)”と書いてあるではないですか! 生ビール(400円)と餃子(550円)の食券を別々に買うより100円も安い!『え〜、知ってたらセットで買ったのに〜。しまったなあ〜』と思いながら店を出て、表の食券販売機で確認すると、そこにもビールセットはちゃんとラインナップされていました。う〜ん、気づかなかったなあ…。

 でも、初めて入るお店では、どう買えばお得かなんて、すぐには分からないですよね。まして、自動販売機だと後ろで待っている人からのプレッシャーもあって、冷静に判断できないです。このプレッシャーって、公衆トイレで後ろに並ばれたときと近いものがありますよね。早くしなきゃって…。この前も、松屋の食券自販機の前で、牛丼に玉子を付けるかどうかで迷っていたら、後ろの人に『早くしてください』と急かされたし。。。

 で、昨日は結局、代々木から幡ヶ谷まで歩いて帰ることで、計250円の電車代を浮かせて100円の損失を十分に取り戻しましたよ、ええ(ちょっとせこい?)」

(平成21年2月18日)


『明けましておめでとうございます』のご挨拶もちゃんとできないまま、気がつけば、もう1月も終盤、もうすぐ2月になります。時間の経つのが実に早いですね。大変遅くなりましたが、年が明けてから初めての“十紀夫語録”更新です。昨年末から年始にかけては、本当に暗いニュースが多かったような気がしますが、皆さまはお元気にお過ごしでしょうか?

 私のほうは、年末からずっと忙しく、なかなか更新できませんでしたが、その間もいろんなことがありました。島村楽器さんのスタジオ・ライヴで、埼玉菖蒲店や九州の福岡や宮崎のお店などで、多くお方にお会いできたこと、また、その間を縫って、3月にリットーミュージックから発売予定の新しい教則DVD『まるごと1本!ボトルネック・スライド・ギター』の収録もありました(収録風景の写真)。

 忙しいながらも充実した時間を過ごすことができたのですが、その中でひとつ、嘆かわしいトラブルがありました。DVD収録に向けて作っていたタブ譜ブックレットのページメーカー・データが、完成を目前にして作業中に壊れてしまったんです! いきなり“内部エラー”とかの表示が出て終了してしまい(アチャー!)、二度とそのファイルが開かなくなりました。以前にも似たような出来事があったので、いつもは慎重にバックアップを取っているのですが、今回に限り(!)どこにもバックアップを取ってなかったんです。トホホです、まったく。。。ページメーカーの発売元だったアドビ・システムに電話して、どうにか復旧できる方法がないのか尋ねたのですが、『あ、ページメーカーはファイルが壊れたら戻りませんねえ』とのつれないお答え。もう販売されていないソフトなので、仕方ないのでしょうか。。。

 ウ〜ン!ここは覚悟決めて、最初からやるしかないか…。まあ幸い、Finaleで作った楽譜の元データなどは大丈夫でしたので、何とかある程度のところまで復旧させましたが、一度やった作業を再びやるということは、時間を無駄にしている気がして非常につらかったです。皆さんも、こんな経験あります?

 というわけで、2009年の年明けは『起きて欲しくないことは、起きて欲しくないときに起きる』の教訓で幕が開けたのでした。バックアップ、これから絶対に取ろうっと。そして、3月発売の新DVDも楽しみにしてください(苦心のブックレットも!)」

(平成21年1月29日)


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